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2021年5月7日
早稲田システム開発、展示ガイドアプリ「ポケット学芸員」が嘉麻市立織田廣喜美術館に導入
早稲田システム開発は6日、スマートフォンを利用して展示解説などを楽しめるミュージアム向け無料ガイドアプリ「ポケット学芸員」のサービスを、嘉麻市立織田廣喜美術館に導入したと発表した。
同館では、これまで美術館が整備・蓄積してきた資料を広く公開することが利用者の満足につながると考え、スマートフォン・アプリによる情報公開を検討してきた。また、新型コロナウイルス感染症対策に伴う美術館の一時休館、外出の自粛による来館者の激減を経験したことから、直接美術館を訪れることができない人でも、自宅で作品を楽しむことができる方法として、アプリは魅力的であると今回の導入に踏み切った。
「ポケット学芸員」は、すでに同館で導入している収蔵品管理システム「I.B.MUSEUM SaaS」で管理している資料情報をそのままアプリコンテンツとして配信でき、かつ導入費用が掛からないこと、また導入決定から公開までが早く、美術館側の準備作業が容易であることなどが、採用の大きな理由となった。また、ポケット学芸員は公開・非公開の設定やコンテンツの差し替えが美術館側で自由に設定できる仕様となっており、展示に合わせて内容を更新できる点も評価のポイントになった。
同館の常設展示や、館蔵品を用いたコレクション展の作品画像や解説文を掲載。織田廣喜の来歴や展示テーマに関する解説も配信し、織田廣喜や出身地である嘉麻市について初めて知る人にもわかりやすい内容となっている。現時点で情報が配信されているのは展示作品の半分ほどだが、今後の常設展示替えや企画展に合わせてコンテンツを随時変更・追加していく。
今年で開館25周年を迎える同館は、日本芸術院会員や二科展名誉理事長を務めた、嘉麻市出身の洋画家・織田廣喜の作品を常設する美術館。織田のアトリエに遺されていた貴重な未完成作品や遺品なども収蔵・展示しており、織田廣喜の魅力を様々な角度から学ぶとともに、全国で最も織田廣喜の芸術活動を体験できることを目的としている。同館では4つの常設展示室のほか、企画展示室にて地元作家による作品展や美術愛好家の関心を引く多彩な企画展も年中開催している。
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