2021年5月17日
ITスキルは進学・就職に有利と思う 小学校のプログラミング教育 =ライブルベース調べ=
ライブルベースは13日、『小学校のプログラミング教育に関するアンケート』を実施し、結果を同社が運営するプログラミング・ITキャリアのメディア「PS-One」で公開した。
「ITスキル・プログラミング能力の高さが進学や就職に与える影響」をどのように考えているかをきいたところ、89.6%の人が「とても思う」「まあ思う」を選択しており、将来的にITに関するスキルは進学や就職の有利になると認識している結果に。
将来的に自分の子どもに「IT業界で働いてほしいか」という質問では、63.4%の人が「どれでもない/特に希望や要望はない」と回答する結果に。とはいえ合計26.5%もの人が「IT業界で働いてほしい」という回答を選んでいる。このままIT業界に就職する人が増えれば、人手不足が少しでも解消するかもしれないという。
小学校以外の場で子どもにどのようなプログラミング教育を受けさせているかをきいたところ、結果は47.3%の人が小学校以外で何らかのプログラミング学習をしていることが明らかに。しかし、スクール通学(4.8%)、有料教材(3.9%)となっており、プログラミング教育に費用をかけている世帯はまだ少ない。
前問で「プログラミング教室・スクールには通わせていない」と選んだ人を対象に、今後は子どもをスクールに通わせる予定があるのか聞いたところ、68.2%の人が「特に考えていない」を選択。大多数の家庭が「通うかどうか検討する前」の状態。68.2%が潜在層と考えると、プログラミング教室に通う子供はこれからまだまだ増えていくという。ちなみに「通わせたくない」意思のある回答は全体の7.9%で少数であることが明らかに。
子どもをプログラミング教室・スクールに通わせるとして、オンラインでの受講と教室に通学しての受講とどちらが良いかを聞いたところ、61.7%の人が「教室の方が良い」を選択。新型コロナウイルスの影響で会社員にも「リモートワーク」が浸透しつつあるが、子育てする世帯ではまだまだ教室に通う勉強方法が人気。ちなみに社会人向けプログラミングスクールの調査では「オンラインがよい:68%」の結果に。
月々のプログラミング教育費用についてアンケートしたところ、1位は「3000円~5000円未満」で28.5%。次に「0円(かけるつもりはない)」が25.9%という結果に。全体の約7.5割の人が「お金をかけてよい」ということが明らかに。しかし1万円を超える費用を許容しているのは全体の4.3%。1万円以下かつ魅力的なサービス作りがポイントだという。
この調査は、小学生の保護者(男女両方)を対象に3月9日〜22日にかけて、インターネット上で選択式アンケートを実施。回答人数は、355人。
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