2021年6月7日
樟蔭中学校・高等学校、電子図書館「樟蔭e-library」をスタート
樟蔭中学校・樟蔭高等学校は3日、5月1日に電子図書館「樟蔭e-library」をスタートしたと発表した。
導入した電子図書館サービス「LibrariE(ライブラリエ)」は、パソコンやスマートフォンなどからアクセスし、契約している電子書籍を試読したり借りたりできる。現在契約している電子書籍は200冊で、今後も増やしていく予定。
コロナ対策の影響で、図書館を利用する生徒が減少しつつあり、汚れや破損や紛失の心配、保管スペースの確保や廃棄の必要がなく環境にも優しいことから、電子図書館サービスを導入したが、長期の休み中でもどこからでも利用できるため、生徒の読書の機会が広がった。
借りる本を知られたくないと感じていた生徒にとっても、電子図書館は利用しやすく、紙の本では購入しにくかったLGBTやいじめに関する電子書籍も追加した。音声読み上げ機能のある電子書籍もあり、英検対策としても活用されている。
同校では、全生徒にタブレット端末(iPad)を配布予定(中学生には配布済み)。タブレットを活用すれば、どこからでも電子書籍を閲覧することが可能になる。保護者も利用可能で、親子のコミュニケーションが読書を通してより円滑になることも期待できるという。
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