2021年6月11日
デジタルハリウッド×京都精華大、オンライン授業の効果的運用を共同開発
デジタルハリウッドは10日、京都精華大学と、効果的なオンデマンド型オンライン授業を共同開発すると発表した。
同大は2021年度から、1年次の必修科目としてオンデマンド型授業科目「グラフィックデザインソフトスキル」を新たに設置し、Adobe PhotoshopとAdobe Illustratorの基本操作を学生たちに修得させている。
アートやデザイン、マンガなど視覚に訴える表現を追求する学生にとっては必須のソフトで、文系の学部の学生も自身の研究について、文章だけでなく写真やイラスト、図、グラフなどをプレゼンテーションに使用することで伝える力が大幅に向上する。
同社は今回、この新設科目で、効果的なオンデマンド型オンライン授業を同大と共同開発。
共同開発で同社は、①オンデマンド型動画教材の提供、②シラバス設計の支援、③学習管理システム(Learning Management System)の提供、④制作課題、確認テストなどの提供、⑤オフィスアワー(同時双方向型の学習サポート)の担当、の業務を行う。
「グラフィックデザインソフトスキル」は、コンピュータグラフィックの基本を習得するが、具体的には、コンピュータグラフィック作成アプリケーションソフトのスタンダードであるAdobe PhotoshopとAdobe Illustratorの入門から基本操作の習得が目標。
成果物として、名刺・フライヤー・バナー・ポスターのデザインを行う。
同社は、同大全学部の1年生全員のデジタルクリエイティブスキルの効果的で効率的な育成を目的に、2021年度から同大と、オンライン授業の導入・活用支援サービス「デジタルハリウッドアカデミー」の業務提携を行っている。
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