2021年6月16日
8割の高校が「ガイダンス・オープンキャンパス中止」は進路指導に影響したと回答=リクルート進学総研調べ=
リクルート進学総研は15日、全国の全日制高校1156校を対象に実施した「高校教育改革に関する調査2021」(進路指導編)の結果をまとめ、その一部を公表した。
同調査は、高校の教育改革に関する現状を明らかにするため、全日制高校の新学習指導要領、入学者選抜、ICT活用、キャリア教育、進路指導、学校改革などの取組み状況を調べたもの。
リクルート進学総研と「キャリアガイダンス」編集部が隔年で実施しており、今回で第21回目。リリースは「ICT活用」編、「進路指導」編の計2つあるが、今回公表したのは「進路指導」編。

それによると、新型コロナによる進路指導への影響を聞いたところ、進路指導への影響が8割前後と大きかった上位2項目は、「進路ガイダンス・進路相談等の行事の中止・延期」81.9%、「オープンキャンパス指導が十分にできなかった」76.9%だった。
また、高校が大学・短期大学に期待することを聞いたところ、1位は「実際の講義・研究に高校生が触れる機会の増加」53.5%(前回比+18.8ポイント)で、2位は「卒業時に身につく能力の明確化」52.6%(同+15.2ポイント)だった。
以下、3位「わかりやすい学部・学科名称」49.9%(同+13.2ポイント)、4位「わかりやすい入学者受け入れ方針」49.7%(同+5.9ポイント)と、「就職実績の公開」49.7%(同+12.3ポイント)。
経年で見ると、コロナ禍によって十分に得ることが難しかった進路に関する情報についての期待が全体的に増加しており、相対的に大学への情報提供期待は高まっている。
「アドミッション・ポリシー」(入学者受け入れ方針)の認知と活用について調べたところ、アドミッション・ポリシーの認知度は96.5%で、約8割が「個別大学について調べたことがある」と回答。
「個別大学について調べたことがある」を経年で見ると、2018年の52.3% から2021年は 78.9%になっており、+26.6ポイントと大きく増加した。
また、「進路指導で活用している」は71.3%。経年で見ると、2018年53.7%→2021年71.3%となっており、17.6ポイント増加して7割を超えた。
この調査は、全国の全日制高校4738校を対象に、2月1日~3月5日にかけて、郵送調査+インターネット調査で実施。集計対象数は1156校(回収率24.4%)。新型コロナの影響で、当初予定2020年を2021年に変更して実施。前回調査実施は2018年。
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