2021年8月12日
ネットでのいじめや嫌がらせが日本の中高生の間で問題に =マイクロソフト調べ=
日本マイクロソフトは10日、中高校生とその教師、保護者対象の「デジタル上のマナーに関する調査」の結果を発表した。
調査は、6月2日〜16日に行われ、日本の中学・高校の生徒や教師、保護者に、生徒のデジタル生活上でのネットいじめやハラスメント体験を聞くとともに、パンデミック期間中のオンライン学習体験についても聞き、その状況を把握したもの。
中高生の間でオンラインでの嫌がらせやいじめが問題になっていることが、改めて明らかになった。調査対象の中高生の79%が、オンラインでの嫌がらせやいじめは問題であると回答、保護者は83%、教師は91%だった。
調査では、問題を多様な視点で分析。オンライン上での被害や懸念事項を調査するとともに、否定的な結果となったケースを調べたほか、保護者や教師がオンライン上で子どもを安全に保つにあたって果たす役割や、学校の行動や方針の有効性についても調査した。
こうしたアプローチから、各グループの報告内容には興味深い相違点が見えた。ネット上の嫌がらせやいじめに関しては、グループごとに懸念する内容が異なり、保護者が「からかい」を、生徒は「傷つくようなメッセージを受け取ること」を、教師は「生徒たちのネット上での嫌がらせ」を最も懸念していることがわかった。
教師はオンライン上のマナー違反から否定的な結果につながるケースを他のグループよりも多く目にしており、91%が生徒に否定的な結果をもたらしたと回答。一方、保護者が自分の子どもに否定的な結果をもたらしたと回答したのは68%、生徒は10人中8人近く(79%)がそのような経験をしたと回答した。
オンライン上で嫌がらせやいじめを経験したと答えた生徒の62%は複数回あったと回答、79%は過去1年間に発生したと回答している。内容はさまざまで、15%は意地悪なメッセージや傷つくような内容のメッセージ、攻撃的なメッセージを受け取ったと答え、9%はオンライン上でかわらわれたり笑いものにされたりしたと答え、7%はオンラインハラスメントを経験したと答えている。こうしたマナー違反が「10代のオンライン上での行動として一般的か」と聞いたところ、「はい」と答えた生徒は33%にのぼった。
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