2021年8月12日
トライトグループ、「保育施設におけるDX実態調査」を実施
トライトグループは保育従事者を対象に「保育施設におけるDX実態調査」を実施し、11日にこの結果を公表した。
調査は10代~60代の保育従事者男女307名を対象に7月30日~8月3日に行われ、コロナ禍により保育施設のDXは、特に保育活動そのものに活用できるツールの導入が進んでいること、また、DXの推進により業務改善が進んでいる実態が明らかとなった。
回答者の勤務する保育施設の約4割がDXに取り組んでおり、そのうち7割がコロナ禍の影響でDXが進んでいると回答した。DXが進んでいる分野(活用しているツール)は「保育記録ツール」37.7%、「園児の写真管理ツール」33.6%、「保護者との連絡ツール」32.8%がトップとなり、現場の保育者が活用するツールが上位を占めた。
DXに取り組んでいる職場に勤務する約半数が、DXによって「業務が改善された」と回答。特に改善されたこととして「子どもの安全管理」25.4%がトップとなったほか、「残業時間が軽減された」「これまで着手できなかった業務や保育に取り組めるようになった」も上位を占めた。
また、今後DXに取り組みたい(取り組んでほしい)分野は「保育記録業務」「園児の見守り・管理業務」がトップを占めるとともに、施設内の立場によって異なる傾向が見られた。さらに、DXを進める上での課題は「知識・ノウハウがない」41.7%がトップとなり、「予算がない」「費用対効果が低い・分かりにくい」と続いた。DXの取り組みのある施設では各課題を強く感じている傾向があり、反対に、取り組みのない施設では約半数が課題を感じていないことも明らかとなった。
関連URL
最新ニュース
- iTeachers TV Vol.439 五所川原市立五所川原小学校 前多昌顕 先生(前編)を公開(2025年1月22日)
- ココドコロ、静岡県バーチャルスクールの取り組み内でオンラインカウンセリング開始(2025年1月22日)
- 母子モ、母子手帳アプリ「母子モ」が三重県鈴鹿市で提供開始(2025年1月22日)
- 2026年卒大学生 12月のインターンシップ・仕事体験の参加率は56.1% =マイナビ調べ=(2025年1月22日)
- 大学1・2年時にキャリアの方向性が決まっている学生は40.8% =マイナビ調べ=(2025年1月22日)
- 「成人の日調査」20歳になったZ世代が「なりたい大人像」とは?=MERY調べ=(2025年1月22日)
- ZEN大学、JASRACとの連携講座「ネット時代の著作権」2026年度に開講(2025年1月22日)
- AI教材「atama+」、広島工大が全学部の入学前教育で活用(2025年1月22日)
- ポリグロッツ、「レシピー for School」が立命館大学薬学部の入学前教育に導入(2025年1月22日)
- Reignite Entertainment、プロeスポーツチームと東北学院大学eスポーツサークルが提携開始(2025年1月22日)