- トップ
- 企業・教材・サービス
- スペースリー、専門学校教育での「VR動画教材の実証結果」を公開
2021年8月23日
スペースリー、専門学校教育での「VR動画教材の実証結果」を公開
スペースリー社は、同社のVRクラウドソフト「スペースリー」の、専門学校教育での実証結果を、20日に公表した。
文部科学省の委託事業「専修学校における先端技術利活用実証研究」(令和2年度)で、三幸学園(東京)の事業が採択され、その実証実験で、同社がプロシーズ社経由で提供している「スペースリー」が活用された。
同実証実験は、東京リゾートアンドスポーツ専門学校を主幹校とする「スポーツ及び保育人材育成における先端技術を利用した学習成果検証事業」(スポーツ・保育分野)と、札幌ビューティーアート専門学校を主幹校とする「VRを用いた美容・観光分野における職業教育実践事業」(美容・観光分野)の2つで実施。
スポーツ・保育分野の検証では、「先端映像技術教材」として360°動画と自由視点映像を活用した教材を作成して、受講生(延べ180人)を対象に通常のeラーニング教材との学習成果測定・比較をした。
その結果、「先端映像技術教材」を活用した教材利用では、対面講義と同等の学習成果が出せること、受講者は集中度や理解度が向上することが判明。
特に保育分野での360°動画の検証では、通常の静止画をベースとしたeラーニング教材に比べ、実習先での行動イメージや学習内容の活用についての平均スコアがおよそ 110%になることが分かった。
また、美容・観光(ブライダル)分野の検証では、VR職業体験コンテンツ(美容、観光などの4職種)を、実務経験のある講師とVR制作の専門事業者がそれぞれ制作。
専門学校1年生と高校生(合計延べ350人)にPCで受講してもらい、学習成果(入学希望度含む)を比較した。
その結果、専門学校1年生の90%以上が「学習意欲喚起度が高まった」と回答し、講師が制作するコンテンツが、VR制作事業者が制作するコンテンツと遜色ないことが判明。
また、オープンキャンパスで同コンテンツを受講することで、参加者のうち97%が学校への入学希望度が向上することが分かった。
関連URL
最新ニュース
- 全国の学校施設づくり関係者と文科省がフラットにつながる「CO-SHA Slack コミュニティ」始動(2025年12月19日)
- eスタジアム、和歌山県主催・第2回「和歌山県高校eスポーツ選手権2026」に参画(2025年12月19日)
- 習い事や学習塾、8割以上の親が「子どもの成長につながった」と実感 =イー・ラーニング研究所調べ=(2025年12月19日)
- 子どもの新年の目標・抱負、8割以上の親が「達成のために助言や手助けをした」=栄光ゼミ調べ=(2025年12月19日)
- Biz Hits、理系出身者に聞いた「理系におすすめの職業」ランキング(2025年12月19日)
- デジタルハリウッド、neoAIと共同開発した壁打ちチューターAI「Ututor」が「生成AI大賞2025」優秀賞受賞(2025年12月19日)
- FC今治高校×三菱電機、「未来の理系人財」育成プロジェクトで共創ワークショップ開催(2025年12月19日)
- ARI、長岡技術科学大学でAIを使いこなす視点を学ぶ「キャリア形成研修」実施(2025年12月19日)
- 日本数学検定協会、「すらら国際デジタル算数/数学コンテスト2025」に数検3級から8級の英語版の問題提供(2025年12月19日)
- わけわけ、子どもの我流プログラミングを本物の教養へ変える「ゲームクリエイター探究講座」オンライン説明会開催(2025年12月19日)











