2021年9月6日
関西大学、「関西大学デジタルアーカイブ」と「国立国会図書館サーチ」が連携
関西大学は2日、KU-ORCAS(関西大学アジア・オープン・リサーチセンター)が運営する「関西大学デジタルアーカイブ」について、国立国会図書館サーチ(NDL Search)とのデータ連携を開始したと発表した。
これにより、同アーカイブのメタデータを国立国会図書館サーチで検索できるようになった。私立大学としては慶應義塾、駒沢、早稲田大学に次ぐ連携事例となる。
「関西大学デジタルアーカイブ」では、同大学が有する東アジア文化研究のリソースを社会に広く発信している。代表的な資料として、同大学の知的ルーツの一つである泊園書院に関する資料群(「泊園文庫」、「泊園印章」等)や、絵画コレクション「大坂(阪)画壇」、さらには本学総合図書館および教員所蔵の古文書・古記録、アジアの映画関連資料などがある。
今回の連携により、それら貴重な資料群を「東アジアデジタルアーカイブ」として、全国の図書館等の所蔵資料とともに検索・閲覧することができるようになった。また、同アーカイブのメタデータは、パブリック・ドメイン提供の条件により、国立国会図書館サーチから自由に利用できる。
同大学では、江戸後期から昭和前期まで栄えた漢学塾「泊園書院」を、その源とする東西学術研究所(1951年設置)を中心に、「文化交渉学」という新しい学問体系を提唱。そのめざましい研究業績により、東アジア文化研究を牽引してきた。これらの培われた学術リソースと国際的学術ネットワークを基盤に、新たな人文知の未来を切り拓くべく、2017年にKU-ORCASを設立。東アジア文化研究に関するデジタルアーカイブの構築ならびに社会に開かれたオープン・プラットフォームの形成を推進している。
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