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2021年9月21日
スペクトラム・テクノロジー、「ホワイトハッカ育成ツール2」を販売開始
スペクトラム・テクノロジーは17日、「ホワイトハッカ育成ツール2」の販売を開始したと発表した。
情報処理推進機構 (IPA)による「CISO等やセキュリティ対策推進に関する実態調査」(2020年3月)では、セキュリティ人材の不足が2割を占めている。また、DXの推進、昨今の情報セキュリティ10大脅威2021では、ランサムウエア、情報漏洩など多様化している。そのセキュリティ人材を育成するツールとして、前回2017年10月販売の後継としてホワイトハッカ育成ツール2を提供する。
同ツールは、Raspberry Pi4BとKaliを使いポートスキャン、Web脆弱性診断、パスワード・クラッキング、ハッキング・ツールなどを搭載し、自ら体験することによりホワイトハッカの育成ツールとして使用できる。また、自社内の機器に対して、内製で脆弱性試験ができ、情報漏えいへの早期対応とリスク軽減ができ、コスト削減にもなる。また、今回Ransomware対策、フォレンジックについて追加した。
主な特徴は、多様な脆弱性試験ツールであること。nmap(ポートスキャン)、maltego(情報収集)、owasp-zap(web脆弱性診断)、sqlmap(sqlインジェクション)、 hydra(アカウント・クラック・ツール)、metasploit(ハッキング・ツール)、Armitage(ハッキング・ツールGUI版)、exploit DB(脆弱性試験用検体)、wireshark(プロトコル・アナライザ)新たにRansomware対策、Autopsy(フォレンジック)を追加した。
Raspberry Pi4Bで動作し、VNC(Virtual network computing)により、PC,スマホから操作でき、モバイルバッテリで動作するので、操作性もよくポータブル。アプリはGUIで動作する。また、Linuxハード、Kali、手順書を低価格で提供しているほか、安心なマニュアルと14日間の無料サポートを行っている。
活用事例としては、企業内の情報システムの脆弱性試験、診断。内製で実施できるのでコスト削減できるほか、Ransomwareの復号を行うこともできる。過去に発生した脆弱性によるインシデントの再現試験を社内で共有することにより、セキュリティ事案の怖さを体験できる、また、ホワイトハッカになるための育成ツールとして、日々使用し、高度情報セキュリティスキルを修得できるという。
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