2021年9月27日
大阪電気通信大学、日坂研究室が臨床工学技士国家試験対策用アプリ「LinCo」を開発
大阪電気通信大学は22日、 同大学医療健康科学部医療科学科、日坂真樹教授の研究室が、臨床工学技士国家試験対策用アプリ「LinCo」を開発したと発表した。
同アプリは、実際に臨床工学技士国家試験を目指して勉強した学生ならではの視点から開発され、さまざまな機能を搭載。今後は、医療科学科の学生のアプリを活用した学習を推進し、将来的にはGooglePlayでの一般公開を目指す。
同アプリの開発は、2019年に同研究室の卒業研究テーマとして、同大学院医療福祉工学研究科医療福祉工学専攻の修了生である木元廉氏を中心に製作が進められた。当時、同学で臨床工学技士の試験対策用に使用していた「e-learningシステム」より勉強しやすく、スマホで気軽に勉強できる環境を後輩に提供することを目的にアプリを開発。2020年1月に初代が完成した後、医療福祉工学部(現 医療健康科学部)の学生による使用を開始。約2年の開発期間を掛けて改良を重ね、2021年5月に3度目の改良版が完成した。同研究室に所属する4名の学生がアプリを活用し勉強をしたところ、4名全員が2019年度の国家試験に合格。そのうち1名は当初は合格が厳しい状況だったが、同アプリを使用し始めたことで成績が著しく上がるなどアプリの効果が見られた。
同アプリの特徴は、臨床工学技士国家試験過去問を収録(第24~34回の11年分)、キーワードによる検索が可能、全分野・年度別・分野別にランダムで出題する「過去問題解答モード」やBluetoothで連動する「対戦モード」など複数の出題モードを持つことなどが挙げられる。また、直近50問のデータで不得意分野が分かるようにレーダーチャートで学修効果を可視化。利用者がどの問題を間違え、どの選択が多いのかなどアプリの使用状況をサーバーで集約する。
今後は、医療科学科の学生のアプリを活用した学習を推進し、将来的にはGooglePlayでの一般公開を目指す。同アプリは臨床工学技士の国家試験対策だけでなく、その他の国家試験対策などにも展開可能なため、将来的には本学の理学療法学科の学生がめざす理学療法士の国家試験対策アプリの開発なども検討しているという。
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