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2021年10月6日
エムティーアイ、母子手帳アプリ「母子モ」が福岡県大川市で提供開始
エムティーアイの子会社である母子モは1日、同社が運営する母子手帳アプリ『母子モ』が福岡県大川市で導入され、『大川市子育てアプリ モッカくらぶ』として提供を開始すると発表した。
福岡県の南西部に位置する大川市では、「地域とともに 親も子も育つまち おおかわ」を基本理念として掲げ、地域や社会が親の成長を支援し、子育てや子どもの成長に喜びや生きがいを感じることができるような支援を行っている。
今回、ICTを活用した新たな子育て支援策として、母子健康手帳の記録から地域の情報までをスマートフォンやタブレット端末にて簡単にサポートでき、410以上の自治体で導入されている同アプリが採用された。
同市では、市独自の制度「子ども医療費助成制度」や、「大川市転入子育て世帯家賃補助金」など、経済的負担を軽減して妊娠や子育てをサポートしている。「休日保育」や「病児・病後児保育事業」なども充実。10月には子育て支援総合施設「モッカランド」がオープンし、妊娠期から子育て期までの子どもと保護者をワンストップでサポートする体制が整う。今回、市の取組みを子育て世代にもっと便利に活用してもらうために、子育て情報発信の新たなツールとして、同アプリが『大川市子育てアプリ モッカくらぶ』として採用された。
同市に採用されたは、スマートフォン・タブレット端末・PCに対応したサービスで、妊産婦と子どもの健康データの記録・管理や予防接種のスケジュール管理、出産・育児に関するアドバイスの提供、離れた地域に住む祖父母など家族との共有機能や、市が配信する地域の情報をお知らせするなど、育児や仕事に忙しい母親や父親を助ける便利な機能が充実している。
育児日記として使用できる「できたよ記念日」は、厚生労働省の母子健康手帳様式例などを元に作成し、母子健康手帳の「保護者の記録」を含む発達段階や子育てにかかわる記念日を写真やメッセージと共に記録できるだけでなく、子どもの成長・発達の目安としての役割も備える。
また、新型コロナウイルス感染症の影響により社会的に環境変化があるなかでも、アプリを通じて自治体からの注意情報や保健師からのアドバイスなど、大切な情報をテキストや動画で必要な人に即時に届けることができる。
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