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2021年10月14日
エクシード、中高生向けにGoogleのノーコード「AppSheet」の教材を提供
エクシードは13日、Googleのノーコード「AppSheet」を学習できる教材「はじめてのAppSheet」を、同社の子ども向けプログラミング教室FC事業「Tech for elementary」(TFE)の各加盟教室の教材として11月から提供すると発表した。
TFEは、映像授業をベースとしたプログラミング教室を全国展開し、のべ400以上の教室・6000人以上の子どもが参加。デファクトスタンダードのビジュアルプログラミング言語「Scratch」の教材を皮切りに、テキストプログラミング言語「HTML/CSS/JavaScript」、C#などを、アプリやゲーム開発などの教材を通じて学べる環境を整えてきた。
だが、事業開始から5年が経ち、生徒にとってはコード(文字)の読解や入力に抵抗やつまずきがある、教えられる講師が少なく採用・育成・維持のコストが見合わない、講師コストが上乗せされた授業料を支払える保護者が少ない、などの課題が浮き彫りになってきた。
そこで今回、こうした課題を解決する方法として、テキストプログラミングをしなくてもアプリ開発ができる、いわゆるノーコードをベースとした映像授業を開発。
ノーコードであれば、小学校高学年、中学生でも本格的なアプリ開発を学ぶことができ、講師コストひいては授業料を抑制することができる。オンライン授業などで、いつでもどこでも、地方でも過疎地域でも、災害やパンデミックでも学ぶことができる。
「はじめてのGoogle AppSheet」は、中高生が使うようなアプリを簡単に楽しく作ることができ、テキストプログラミングをはじめ、「情報」系の科目への興味を高めることができる。
今回Google AppSheetを採用したのは、Googleアカウントとインターネットさえあれば無料で簡単に利用できることと、2021年9月から教材提供しているGoogle Sheetsとの親和性が高いためだという。Google Sheetsは、小学校の現場では配布されるタブレットの44%に標準装備されており、保護者にも好評で多くの生徒が受講している。
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