2022年1月31日
平和祈念展示資料館、「オンライン平和学習支援プログラム」を2月から本格始動
平和祈念展示資料館は26日、ウィズコロナ時代における「平和学習」の新しい学び方を提供する「オンライン平和学習支援プログラム」を、2月から本格始動と発表した。
同プログラムは、学校への実物資料(レプリカ)の貸し出しと、資料館スタッフによるオンライン授業を組み合わせ、学校における「平和学習」を支援するプログラム。
コロナ禍によって、学校でのオンライン授業の導入が進んだことを受け、同資料館スタッフが、実物資料を展示する「資料館の強み」を活かしながら、資料の「リアリティー」を
伝える方法を考えたプログラム。
対象は、小学生(5年生以上を推奨)、中学生、高校生、大学生で、平和学習をはじめ、道徳教育、総合的な学習、社会科、地理歴史科や公民科の補助的授業に利用できる。
授業のテーマは、常設展示にあわせ、(1)兵士、(2)戦後強制抑留者(シベリア抑留者)、(3)海外からの引揚者、の3つの中から選べる。費用は、資料の貸し出し、オンライン授業の受講は無料。ただし、資料の貸し出しにかかる往復送料は申込者の負担となる。
同プログラムの最初の授業は2月2日(水)、群馬県の高校3年生90名が「兵士」をテーマに実施する予定で、この授業を皮切りに同プログラムが本格スタートとなる。
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