2022年1月31日
芝浦工業大学、通信量を精度高く予測し基地局の稼働・休止を切り替えるシステムを考案
芝浦工業大学は27日、工学部情報工学科の新熊亮一教授が、携帯電話基地局の通信量を精度高く予測し、それに応じて基地局の稼働・休止を切り替えるシステムを考案したと発表した。
基地局の電力使用量を削減するため、世界中で同様の研究が進んでいるが、休止させた基地局から通信記録を収集できず、通信全体の予測精度が低下することが課題だった。
同システムでは稼働中の基地局からの記録だけでも、最も重要度の高い記録を推定して学習に組み込むことで、高い予測精度を達成した。
休止した各基地局は電力使用量を約6割削減でき、CO2排出量削減には通信量に応じた制御が重要。電力供給量が気候に左右される再生可能エネルギーで基地局電力をまかなうことにも対応可能なシステムだという。
今後は通信上のアプリケーションデータを区別し、特徴を考慮した制御をテキストや動画、Webページなど、さまざまな通信上のアプリケーションデータを区別してそれぞれの特徴を抽出し、機械学習モデルを作り予測精度を向上させていくという。
関連URL
最新ニュース
- ウェブメディア「不登校オンライン」、不登校に関する政党アンケート結果(2024年10月24日)
- 26年卒学生、過半数が2025年3月~5月までに就職活動を終わらせたい =ジェイック調べ=(2024年10月24日)
- 「マイナビ 2025年卒 大学生活動実態調査(10月中旬)」の結果発表(2024年10月24日)
- 高校生のSNS、Instagramの“鍵垢”保持率は約9割、BeReal.の利用は3割以上に=スタディプラス調べ=(2024年10月24日)
- With The World、品川区不登校支援としてメタバース学校で「国際交流イベント」開催(2024年10月24日)
- DNP、東京都品川区の不登校の児童生徒へオンライン授業を開始(2024年10月24日)
- SPLYZA×東広島市、映像振り返りツールやマーカーレス3D動作分析アプリの実証実験(2024年10月24日)
- みんなのコード、学校向け「みんなで生成AIコース」GPT-4o miniを無償提供(2024年10月24日)
- 来春開設のTECH.C.「高等課程」、ゲーム業界を目指す授業を15歳から実施(2024年10月24日)
- 東京⼯科⼤学、聴覚障がいへの理解促進のための体験コンテンツを開発(2024年10月24日)