2022年2月17日
共通テストへの「情報」の採用「知っていた」中学生は35.1%=コエテコ総研byGMO×メイツ調べ=
GMO インターネットグループの GMO メディアは16日、同社が運営するプログラミング教育を推進する調査機関である「コエテコ総研 byGMO」と学習塾関連サービスを提供するメイツが、「大学受験とプロ グラミングに関する調査」を実施したと発表した。
プログラミング教育は 2020 年 4 月に小学校で必修化されたのを契機に段階的な導入が進み、2021 年・2022 年にはそれぞれ中学校と高等学校でも必修化される。 現在の中学 3 年生が大学受験を迎える 2025 年の大学入学共通テストには、プログラミングを含む「情報」が教科として採用されることを受け、各学校も受験科目に組み入れていくことが予想される。 そこで同社は「大学受験 とプログラミングに関する調査」を実施した。
中高一貫校に通う中学生は、自身の進路についてどのように考えているのか「現在希望している最終学歴」を調査。その結果、「まだ決めていない」(53.3%)が過半数を占めた。進路を決めている生徒の中では、「4 年制大学」(36.4%)が最多、「大学院」(8.9%)と合わせて、ほとんどの生徒が大学への進学を希望。「大学受験対策を開始する時期」の調査では多くの生徒が「高校 1・2 年生」 (86.7%)で大学受験の対策を開始しようと考えていることがわかった。
また新しく導入された「大学入学共通テスト」についてどれぐらい認知しているか調査した結果、「知っていた」が 81.1%となり、大学受験に対しての感度の高さがうかがえた。さらに、「大学入学共通テストへの『情報』の教科採用についての認知度」については「知らなかった」が64.9%を占めたが「知っていた」も35.1%あり、一定数の生徒は認知しているということがわかった。「将来プログラミングは必須のスキルになる」と考える割合は 90.4%を占め、「プログラミング教育」については、「プログラミングを習ってみたい」が 61.3%となり、多くの生徒がプログラミングを習ってみたいと思っているという結果になった。
同調査は1月 11日~ 22 日の期間、 メイツが運営する中高一貫校生・高校生向け学習塾「個別指導塾 WAYS」に通う中高一貫校の中学生 1千26 名に対しインターネットを利用して行われた。
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