2022年2月25日
保育園におけるオンライン研修の利用調査、回答施設の8割が利用経験あり =コドモン調べ=
コドモンは、こども施設向けICTシステム「コドモン」を利用の全国の保育施設を対象に、オンライン保育研修の利用調査アンケートを実施し結果を発表した。
それによると、「保育者向けのオンライン研修に参加したことがありますか?」の問いには、83.8%が保育者向けオンライン研修に「参加したことがある」と回答。オンラインでの実施が主流になりつつあることが分かった。
「オンライン研修は役に立ったと思いますか?」については、39.2%が「非常にそう思う」56.1%が「そう思う」と回答し、合計95.3%が役に立ったと回答。場所を選ばず受講できるという物理的要因が多く、その中でも地方の施設は交通費や宿泊費をかけて首都圏まで出向いていた手間が省けたという意見もあった。
「対面での研修と比べて、学びやすさに違いはあると感じましたか?」については、全体の31.6%は「オンラインのほうがより学びやすい」と感じており、オンライン研修は時間や場所を選ばないため、複数の研修を受講することが可能であり知識量が増えることなどがメリットだと回答した。
「オンライン研修の受講環境について、改善したいところはなんですか?」については、受講環境で改善したい点として「時間確保」「場所(園内に適したスペースがないなど)」「ツールやネットワーク環境」などがあげられた。
オンライン研修に「参加したことがない」と回答した人の理由では、83%は時間やスペースの確保といった課題を解決できれば、オンラインでの研修参加を希望する回答となった。
「今後はオンライン研修に参加していきたいと思いますか?」については、73%がオンラインでの新卒向け研修を利用したいと回答。自施設だけでは充分な新卒向け研修を整えられない等の悩みがある中、オンライン研修を実施することができれば、大きなメリットがあると考えられる。
「オンラインでキャリアアップ研修を受講していますか?」では、71.8%が受講したことがあると回答。2023年度より必須となるため、オンラインでの受講環境が整っているかどうかがポイントとなる。
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