2022年3月1日
ソニー教育財団、高校生が開発したaiboのアプリケーションを一般公開
ソニー教育財団は2月25日、高校・高専を対象とした第 4 回「エンジニア体験プログラム」を実施し、その中の3校が自律型エンタテインメントロボット“aibo”(アイボ)のオリジナルの動きを実現するアプリケーションの企画・開発の一連を行い、aibo オーナー向けに一般公開を開始したと発表した。
このアプリケーションは、4名1組の高校生のチームが、オンラインでソニーのエンジニアや企画者から助言を受けながら企画を立案、設計、開発まで自立して行ったもの。
ホライゾン・ジャパン・インターナショナルスクール(神奈川県)のチームは「舞bo」を開発。「音楽分析プログラムを用いて、オーナー様が選択した曲を aibo に聞かせると、曲に合わせて踊ります。かんたんに操作できるので、曲のテンポや種類によって踊り方が変化するのを楽しんでいただきたいと思います。「舞 bo」は「aibo が舞う」という意味の造語で、aibo の世界観でもある「楽しい、ワクワクする」というイメージを大切にして、4 人が力を合わせて開発に取り組みました」。
芝浦工業大学付属中学高等学校(東京都)のチームは「おはよう aibo」を開発。「開発のきっかけは、高校生の悩みの1つである「朝起きることが難しい」ということでした。アラー
ムや人の声ではなく、aibo がかわいらしく鳴いて起こしてくれたら、朝の目覚めもスッキリします。時刻の設定画面のユーザーインターフェイスとデザインは、特にこだわったところです。朝だけでなく、任意の時間で設定ができますので、アラームとしてもお使いいただけます」。
瑞陵高等学校(愛知県)のチームは「警報・注意報お知らせ aibo」を開発。「設定した地域で、発令されている警報や注意報が出ていることを aibo が知らせてくれます。かわいら
しい仕草やふるまいを見て、オーナー様ご自身が必要に応じた対応を取ってくださるといいなと思って企画・開発を行いました。操作に慣れていない方でもすぐにできるように、地域の選択画面や文字の配置などにも工夫を重ねて、仕上げています」。
ソニー教育財団は科学が好きな生徒に寄り添い、物事をやり遂げる力を支援する活動を
継続していくとしている。
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