2022年3月2日
コロナ禍の大学生活、7割以上が「遊びの機会が減った」=アソビュー調べ=
アソビューは3月1日、同社の遊びの予約サイト「アソビュー!」会員で、大学・大学院を「去年卒業(2021年卒)」「今年卒業予定(2022年卒)」「来年卒業予定(2023年卒)」の計616人を対象に実施した、「コロナ禍の学生生活、卒業シーズンに関する全国調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、「遊び」の機会について聞いたところ、「少し減った」あるいは「とても減った」と回答した割合は、去年卒業(2021年卒)した人では68.64%、今年卒業予定(2022年卒)では73.53%、来年卒業予定(2023年卒)では72.40%という結果になった。
その他の面では、「部活・サークル・課外活動・ゼミ活動など」は69.81%、「アルバイト」は44.97%、「勉強」では41.88%が、それぞれ機会が「少し減った」あるいは「とても減った」と回答した。
また、「新型コロナの影響で、中止した卒業旅行があるか」を聞いたところ、「去年卒業(2021年卒)」「今年卒業予定(2022年卒)」では、78.3%が「ある」と回答。
「新型コロナの影響で、行き先や内容を変更した旅行があるか」との質問でも、75.9%が「ある」と回答した。
具体的には、「海外に行けなくなり、国内旅行になった」、「遠方に行くのが不安だったため近場に行くことにした」、「予定していた飛行機が欠航になった」、「宿泊先が営業を停止したり、観光地が閉まっていたりした」などの声が寄せられた。
「卒業を祝う場(送別会、追いコンなど)で新型コロナの影響はあったか」を聞いたところ、72.6%が、卒業を祝う場にも新型コロナの影響が「あった」と回答した。
具体的には、「ゼミの追いコンや卒業式の送別会など例年あったものがなくなった」、「オンライン開催になった」、「卒業パーティーが中止になった」、「規模が縮小され、大人数で開催できなくなった」などの声が挙げられた。
また、「大学卒業時、どんな体験をしたいか」を聞いたところ、最も多かったのは、「学生の間にしかチャレンジできないような体験」272票だった。
以下、「長期で休まないと行けないような場所での体験」270票、「一生の思い出に残る体験」258票が続いた。
コロナ禍ならではの回答として、「マスクを取って素顔で話したり笑ったりできるような体験」という声や、様々な遊びの場が減ってしまった中で「友達ともっと仲良くなれるような体験」という回答も多く票を集めた。
この調査は、大学・大学院を「去年卒業(2021年卒)」「今年卒業予定(2022年卒)」「来年卒業予定(2023年卒)」のアソビュー会員計616人を対象に、2月17日〜21日にかけて、インターネットで実施した。有効回答数は計616人。
関連URL
最新ニュース
- 豊中市、小学校提出書類をデジタル化、教育DXで保護者の負担軽減と事務効率化へ(2025年12月22日)
- 東京都文京区、闇バイトを擬似体験するゲーム「レイの失踪」で区民向け情報リテラシー教育(2025年12月22日)
- 教員の学ぶ機会と生活の保障に関する教職員アンケート結果を公開 =School Voice Project調べ=(2025年12月22日)
- 中高生の学習スタイル、約6割が「オンラインでつながる仲間の存在が受験勉強の支えになる」 =ベネッセコーポレーション調べ=(2025年12月22日)
- 家庭学習で「デジタルデバイス上への手書き」を行う中高生は約3割 =コクヨ調べ=(2025年12月22日)
- 大学受験期のクリスマス、6割以上が「特別なことは何もしなかった」 =Studyplusトレンド研究所調べ=(2025年12月22日)
- 子どものスマホ利用 約半数の家庭が「ルールを決めていない」=LINEヤフー調べ=(2025年12月22日)
- 受験期に親が抱えるプレッシャー、子どもの成績より体調管理や金銭面の不安が上回る =明光義塾調べ=(2025年12月22日)
- Biz Hits、文系出身者に聞いた「文系におすすめの職業」ランキング(2025年12月22日)
- 英語を使う業務歴3年以上のビジネスパーソンの英語学習方法は「AI英語学習アプリ」=アイキューブ調べ=(2025年12月22日)











