2022年3月7日
小学校の卒業式で歌った曲、1番は「校歌」2番が「仰げば尊し」=日本トレンドリサーチ調べ=
NEXERが運営する日本トレンドリサーチは4日、全国の幅広い年代層の男女計800人を対象に実施した、「小学校の卒業式に関するアンケート」の結果をまとめ発表した。
それによると、「小学校の卒業式でどんな曲を歌ったか」を尋ねたところ、最も多かったのは「校歌」60.5%だったが、「校歌」と何か別の曲を歌った人が多いようだ。2番目に多かったのは「仰げば尊し」60.4%。
年代別にみると、60代以上は「仰げば尊し」が最も多く、70代以上では「蛍の光」が多かった。30代以下は「校歌」のほかに、「旅立ちの日に」、「3月9日」や「さくら」(森山直太朗)などJ-POPの曲も多かったが、ほかの年代に比べ「仰げば尊し」の割合が少なかった。
最近は、「言葉の意味が分かりづらい」や「教師への尊敬を強要している」などの理由で「仰げば尊し」を歌わない学校が増えているようだ。全体では2位と、今回の回答者の思い出が残っている「仰げば尊し」だが、いずれどの学校でも歌われなくなるかもしれない。
小学校の卒業式で歌った「その他」の曲としては、「卒業の歌」(50代男性)、Kiroroの「未来へ」(30代女性)、「大地讃頌」(30代女性)、海援隊の「贈る言葉」(40代女性)、「巣立ちの歌」(50代女性)、「RPG」(10代女性)、いきものがかりの「ありがとう」(20代女性)、「6年間」(50代男性)が挙げられた。
また、「小学校の卒業式はどんな服装で参加したか」を聞いたところ、「普段の通学時と同じ(普段着)」37.0%が最も多く、以下、「スーツやワンピースなど」31.9%、「小学校の制服」16.9%、「中学校の制服」12.6%、「和装(袴など)」1.6%と続いた。
年代別にみると、60代以上は「普段の通学時と同じ(普段着)」が、50代以下は「洋装(スーツやワンピースなど)」が多かった。「中学校の制服」は、どの年代でもあまり多くなく、最近は卒業式用にスーツやワンピースなどの式服を用意している人が多いようだ。
「小学校の卒業式で忘れられない思い出はあるか」を聞いたところ、86.8%が「ない」と回答。「思い出がある」は13.3%だった。
具体的なエピソードを聞いたところ、「卒業アルバムの最後のページにみんなから書いてもらったメッセージが嬉しかった」(40代女性)、「下級生からボタンをねだられた」(40代男性)、「友達と絶対に泣かないようにと約束していたのに、卒業式の最中から私も友達も号泣した」(50代女性)、「初恋の子に告白した」(50代男性)などの声が寄せられた。
この調査は、全国の男女800人(30代以下・40代・50代・60代・70代以上の各年代の男女各80人)を対象に、1月26日~31日にかけて実施した。
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