2022年3月11日
2023年卒学生の内々定率、前年比5.1pt増の15.1%=マイナビ調べ=
マイナビは10日、2023年卒業予定の全国の大学生・大学院生5769人を対象に実施した、「マイナビ 2023年卒大学生活動実態調査(3月1日)」の結果を発表した。
それによると、2023年卒業予定の大学生・大学院生の3月1~3日時点での内々定率は15.1%(前年比5.1pt増)、平均内々定保有社数は1.5社(前年比0.1社増)だった。
企業の採用意欲が高まり、3月1日の広報活動開始と同時に選考・内々定出しを行う企業が多いことなどが背景にあると考えられる。
なお、全体の8割を超える未内々定の学生は現在「エントリーシート提出」「エントリー(プレエントリー含む)」に注力しており、大多数の学生はこれから就職活動を本格的にスタートさせていく予定であることがうかがえる。
「就職先として企業を選ぶ際のポイント」を聞いたところ、最も多かった回答は「安定性がある」で66.8%だった。
「社風や働く社員が良い・良さそう」や「福利厚生が充実している」、「待遇面(給与、休日休暇制度含む)が良い」の割合も過半数を超えた。
社風や社員の雰囲気などのソフト面、福利厚生・待遇などのハード面の両方で、就職先が安心して働くことができる環境かどうかを重要視しているようだ。
ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)について「どのようなポイントをアピールできそうか」を聞いたところ、「アルバイト経験」、「学業・研究活動・ゼミ活動」が上位にあがった。
一方、「どのようなポイントにガクチカ(のエピソードとして)不足を感じているか」を聞くと、「ボランティア活動」「海外留学」が上位だった。
この調査は、2023年3月卒業見込みの全国の大学3年生と大学院1年生を対象に、3月1日~3日にかけて、「マイナビ2023」の会員に対するWEBアンケートという形で実施。有効回答数は5769人(文系男子1046人・理系男子711人・文系女子3008人・理系女子1004人)。
関連URL
最新ニュース
- みんがく、自治体向け「無償スタート応援!教育特化型の生成AI活用キャンペーン」開始(2025年3月14日)
- 教育ネット、タイピング大会 実証自治体を限定10自治体募集(2025年3月14日)
- アローリンク、長野県が「Liny」を活用し「ながの子育て家庭優待パスポート」をリニューアル(2025年3月14日)
- ChatGPTなどの対話型生成AI、「学校で利用したことがある」小学生は16.8%、高校生は27.7% =学研調べ=(2025年3月14日)
- 6割強の親が「老後の備えより子どもの教育費にお金を回したい」と回答 =ソニー生命調べ=(2025年3月14日)
- 「大人になって学んでおけばよかった」No.1は「金融知識」 =日本こどもの生き抜く力育成協会調べ=(2025年3月14日)
- 通信制高校の選択、約6割は子供自身の意思で進学を決定 =ウェブクルー調べ=(2025年3月14日)
- 放課後NPOアフタースクール、「共働き世帯の小学生の放課後の過ごし方」調査結果(2025年3月14日)
- サイボウズ、ソーシャルデザインラボ「不登校・行き渋りに関するインタビュー調査」(2025年3月14日)
- キズキ、「不登校保護者の夫婦関係」のアンケートを実施(2025年3月14日)