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2022年3月11日
セイコーの次世代育成プログラム教材、経産省「STEAMライブラリー」で公開
セイコーホールディングスは10日、「時計の技術革新を学び、未来の『豊かな時』を探究する」をテーマとする同社のプログラム教材が、経済産業省の「未来の教室」STEAMライブラリーで今月から公開されたと発表した。
同プログラムは、セイコーがグループマテリアリティに特定する「次の世代の育成・支援」の取り組みの一環で、古代から現代までの時と時計の歴史や、さまざまな分野で展開する時計を、同社の社員ナビゲーターが紹介する4本のムービーと、思考を深めるためのワークシート資料からなっており、小中高等学校での授業や個人学習の教材として自由に活用できる。
誰にとっても身近な「時」をテーマに、時計を通して「社会のニーズ」「課題解決への挑戦」「価値観の多様化」「持続可能な社会」の4つの視点を学び、未来の「豊かな時とは何か」を探究する。動画で学んだ後、自分の興味分野を起点にワークシートでさらに探究を深められる構成となっている。興味のある分野は学年の壁を越えて探究していくことができる。
同社では、子どもたちにわくわくする体験を届け、豊かな未来を育む教育CSR活動として、2017年から東京都内を中心に、小学校で時計教室などの出張授業「セイコーわくわく教室」を行っており、このたびのSTEAMライブラリー事業への参画によって活動の対象年齢を中高生に拡大し、また、地域間の格差なく授業を届けていくことを目指す。
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