2022年3月16日
入社式は「リアル」で実施する企業が約7割 =学情調べ=
学情は14日、「2022年4月入社の入社式・新入社員研修の実施方法」に関して企業の人事担当者に実施したアンケート結果を発表した。
それによると、2022年4月入社の入社式の実施方法は、「例年と同規模で、リアルで実施」が50.8%で最多。次いで、「規模を縮小してリアルで実施」16.4%が続いた。「リアル」での実施を予定している企業は67.2%となり、昨年よりも6.3ポイント増加している。また、2022年入社の内定式の開催方法に関する調査では、「リアルで実施」と回答した企業は4割に満たなかったことから、内定式よりも入社式のほうが、リアルで実施する企業が多いことが分かる。
「オンラインとリアルを組み合わせて実施」は11.6%で、「リアルで実施するメイン会場と、サブ会場をオンラインでつなぐ予定」「新入社員はリアルで会場に集い、他の社員はオンラインでつなぐ」などとした企業が選択。「オンラインで実施」は3.1%で、昨年より3.5ポイント減少している。「検討中」は7.9%。「検討中」とした人事担当者からは、「リアルでの開催を予定しているものの、感染状況によってはオンラインに切り替える準備をしている」「まん延防止等重点措置の適用状況を見て、結論を出したい」といった声が上がっている。
「リアルで実施」すると回答した人事担当者からは、「選考がオンラインだったので、入社式はリアルで実施し、企業の雰囲気を知って欲しい」、「内定式もオンラインで、懇親会も出来ていない。直接顔を合わせて同期と交流する機会を持って欲しい」、「リアルで実施したほうが、社会人になった実感を持てると思う」、「一生に一度の機会なので、リアルで式典を実施し、門出をお祝いしたい」、「コロナ禍で、2年ほどオンラインで実施したものの、オンラインでは交流の機会を持ちにくく課題を感じた」との声が上がっている。
新入社員研修の実施方法は、「例年と同規模で、リアルで実施」が53.1%で最多。次いで「オンラインとリアルを組み合わせて実施」が24.3%だった。「オンラインで実施」は3.7%に留まっており、研修の一部~全部を「リアル」で実施するとした企業は86.2%に上った。
関連URL
最新ニュース
- AI型教材「キュビナ」、久喜市の教育ダッシュボードへ学習データを連携(2025年1月15日)
- 日本発「10代のデジタルエチケット」プログラム、スウェーデン公立高が導入(2025年1月15日)
- 母子モ、母子手帳アプリ「母子モ」が埼玉県白岡市で提供開始(2025年1月15日)
- 「教育・学習アプリ」、起動回数は1日平均2.5回 =フラー調べ=(2025年1月15日)
- 岡山大学、「次世代AIと医学の可能性シンポジウム」28日開催(2025年1月15日)
- 兵庫県立大学、高校生&保護者向けのスペシャルコンテンツを公開(2025年1月15日)
- 近畿大学、findの落とし物検索サービス「落とし物クラウドfind」を導入(2025年1月15日)
- セガと筑波大学、「MDA人材育成戦略パートナーシップ協定」を締結(2025年1月15日)
- Hakuhodo DY ONE、「ゼロワングランドスラム2024」日本一の小学生プログラマー決定(2025年1月15日)
- NIJIN、中学教師向けオンラインセミナー「世界を変える教育とは」24日開催(2025年1月15日)