2022年3月31日
NECと酪農学園大学、食肉衛生検査トレーニング向けVR教材を共同開発
NECソリューションイノベータと酪農学園大学は29日、獣医学系大学における学生の食肉衛生検査トレーニング向けに、VR(バーチャルリアリティ)を活用した実習用教材を共同で研究開発したと発表した。

枝肉検査の画面イメージ
4月から同大学 獣医学群獣医学類の授業で利用を開始する。また、同社は、同教材を「NEC 食肉衛生検査実習VR」として、4月から提供開始する。価格は、学生1名あたりの年間ライセンスが1万5000円。
同教材は、3次元のCGによって食肉衛生検査所を再現し、バーチャル空間で食肉衛生検査を体験・実習できる、実践的なVRコンテンツ。現実に近い環境で体験できるため、没入感を得ることで脳を刺激し、高い学習効果と学生の自発的な学習意欲の向上が期待される。
同大学 獣医学群では、ヨーロッパ獣医学教育機関協会(EAEVE: European Association of Establishments for Veterinary Education)の国際認証取得を目指し、獣医学教育の質の保証と国際化に取り組んでいて、同共同開発はEAEVE認証取得に大きく寄与するものとする。同教材の対象は牛の検査のみだが、将来的に豚の検査も実習できるよう機能強化を検討しているという。
関連URL
最新ニュース
- システム ディ、秋田県教育委員会が「School Engine Web出願システム」を導入(2025年12月5日)
- ICT教材「すらら」、不登校支援で導入自治体数・ID数ともに過去最高を記録(2025年12月5日)
- ガイアックス、石川・富山・福井の小中高校に起業家教育の講師を無償派遣(2025年12月5日)
- 計算力は高いのに自信のない日本の子どもたち、小4・中2国際調査からわかった意識と実力のギャップ =スプリックス教育財団調べ=(2025年12月5日)
- 就活生の67.4%が「資格は就職に有利になる」と回答 =Synergy Career調べ=(2025年12月5日)
- 保護者の4割以上が学童保育に「勉強」と「安心」の両立を要望 =NEXERとHokally調べ=(2025年12月5日)
- 大学受験、保護者が最も不安を感じるのは「高3の秋~冬」=塾選調べ=(2025年12月5日)
- テックタッチ、早稲田大学が独自の出張申請システムに「テックタッチ」導入(2025年12月5日)
- 次世代ロボットエンジニア支援機構、「女性エンジニアの増加」目指しロボット・AI教材普及のクラファンを開始(2025年12月5日)
- 小中生向けプログラミング教室「CodeCampKIDS」、Scratchプログラミングコースをフルリニューアル(2025年12月5日)













