2022年4月27日
「グループチャット」の利用 中学生は小学生の2倍 =キッズ@nifty調べ=
ニフティは26日、同社の子ども向けサイト「キッズ@nifty」が、小中学生を中心とした子ども2737人を対象に実施した、「友だち・グループに関するアンケート調査」の結果をまとめたレポートを発表した。
この調査では、友だちとの連絡に使用するツールは何か、SNSで友だち同士のグループチャットがあるか、グループチャットで問題が起きたことはあるか、などについてアンケートを取った。
それによると、「友だちとの連絡方法で最もよく使うツール」を聞いたところ、小学生(39%)、中学生(66%)ともに「LINE」が最多だった。中学生では利用率が7割弱まで高まっており、LINEが主な連絡手段となっている様子がうかがえる。
「LINEなどのSNSで友だち同士のグループチャットがあるか」を聞いたところ、中学生の64%が友だち同士のグループチャットが「ある」と回答。小学生(32%)の2倍の割合になっていた。
「普段、グループチャットでどんなことを話しているのか」を聞いたところ、上位は「勉強・宿題のこと」(小学生59%、中学生58%)、「学校のこと」(同57%、64%)、「趣味の話」(同57%、48%)で、中学生では、小学生より「部活・クラブ活動」(同13%、41%)の割合が上昇していた。
「グループチャットで問題が起きたことはあるか」を尋ねたところ、約3割(34%)の子どもたちが、グループチャットで問題が起きたことが「ある」と回答。ただ、2020年の調査時よりもグループチャットでのトラブルの割合は減少していた。
「具体的にどんな問題があったのか」を聞いたところ、「会話について(悪口など)」52%が最も多く、以下、「メンバーについて(招待など)」30%、「通知で時間がとられる」29%、「既読ムシされる」26%、「会話に入れない」23%などが続いた。
「グループチャットについて正直どう思うか」を尋ねたところ、「いいと思う、気持ちが共有できて楽しい」、「クラスや部活の重要な連絡が回って来るから便利」、「通知がうるさいし、意味ない会話はできるだけやらないでほしい」などの声が寄せられた。
また、「SNSで友だちと気持ちよくやりとりをするためのアイデア」を尋ねたところ、「相手の気持ちを考えた文章にする」、「最初に友だちとルールを決める」、「既読がつかなくても責めない」、「絵文字などを使って気持ちを伝わりやすくする」などの意見が寄せられた。
この調査は、小中学生を中心とした子どもたちを対象に、3月18日~4月10日にかけて実施した。有効回答数は2737人。
関連URL
最新ニュース
- 「仕事とAI」、約3割が「自分の仕事が代替される可能性がある」と実感= NEXER 調べ=(2025年12月25日)
- ガクシー、高校生・大学生・保護者を対象に「学びとお金の調査2025」実施(2025年12月25日)
- 英語学習者の8割が挫折と悩みを繰り返す”学習ゾンビ化” =レアジョブ調べ=(2025年12月25日)
- 小中高校生の日常生活に関する調査2025、お年玉・楽しい時間など=学研ホールディングス調べ=(2025年12月25日)
- 11カ国調査で見えた親の「子ども観」が「将来への期待」に与える影響=スプリックス教育財団調べ=(2025年12月25日)
- BREXA Technology、運送業向けeラーニングシステム「Logi Learn」提供開始(2025年12月25日)
- システム ディ、校務支援クラウドサービス「School Engine Web出願システム」山形県教育局が導入(2025年12月25日)
- 鳥羽商船高専、商船学科学生が「クラウド型船員労務管理」を体験(2025年12月25日)
- SAMURAI、埼玉県立蕨高校で「生成AI活用した探究学習」の授業を実施(2025年12月25日)
- 岡山大学、教員免許・保育士資格希望者へ「こども性暴力防止法」施行に伴う留意事項(2025年12月25日)











