2022年5月20日
中退者の15%が「中退理由にコロナが関係している」と回答 =ジェイック調べ=
ジェイックは19日、同社の中退者向け就職支援サービス「ジェイック 就職カレッジ 中退者コース」の受講生424人を対象に実施した、「中退(予定者)に対する新型コロナの影響アンケート」の結果をまとめ発表した。
それによると、中退者に「留年をしているか」と聞いたところ、過半数となる58.2%が「留年した、留年確定した」と回答。中退理由も、「留年したから」35.2%が最多で、留年をきっかけに中退に踏み切る学生が多いようだ。
留年理由については、「授業内容に興味が持てなかったから」36.1%が最も多く、次いで「授業についていけなかったから」29.8%。明確な理由がなく大学などに進学し、授業に興味が持てず留年し、そのまま中退するケースが多い。
また、中退理由に「新型コロナが関係している」と回答した中退者は15.5%だった。「オンライン授業では質問がしづらく、授業についていけなくなった」、「オンライン授業でモチベーションが保てなくなった」、「コロナ禍で、自身や両親の仕事/アルバイトがなくなってしまった」などの声が寄せられ、コロナ禍で、オンライン授業や金銭面で苦労した中退者が多いようだ。
この調査は、同社の「ジェイック 就職カレッジ 中退者コース」の受講生を対象に、2021年3月1日~2022年3月31日にかけて実施した。有効回答数は424人。
関連URL
最新ニュース
- 小中高等学校の教職員の6割以上が学校の通信環境に不満を感じている =ITSUKI調べ=(2025年2月14日)
- 全国の高等学校 1人1台の端末利用が95.3%=旺文社調べ=(2025年2月14日)
- 大学入試、60%が「学校推薦型・総合型選抜」で受験 =じゅけラボ予備校調べ=(2025年2月14日)
- スキルアップ研究所、「年代別のキャリアアップにおけるリスキリングの実態とその課題に関する調査」結果発表(2025年2月14日)
- TAG STUDIO、「英語コーチングを始める前に怪しいと感じたか」調査結果(2025年2月14日)
- インターパーク、大分県立情報科学高校でノーコードツールを活用したキャリアブーストハッカソンを17日開催(2025年2月14日)
- OPExPARK、信州大学医学部附属病院脳神経外科で手術記録システムOPeDrive導入(2025年2月14日)
- 次世代ロボットエンジニア支援機構、運営ボランティアなどを募集(2025年2月14日)
- ミカサ商事、教職員向けセミナー「生成AIの力で広がる学びの場」22日開催(2025年2月14日)
- 永賢組、最新AI技術をプロから学べる小中学生向け無料イベントを3月22日開催(2025年2月14日)