2022年6月6日
北陸大学とTableauが学生向け最新のデータ分析スキル教育で協力
北陸大学は3日、同大学とTableauが2022年度新学期の4月から「北陸大学データサイエンス ・ AI教育プログラム」において、最新のデータ分析スキル教育で協力すると発表した。
同プログラムの情報リテラシー科目(必修科目)は、北陸大学の4学部(「薬学部」「経済経営学部」「国際コミュニケーション学部」「医療保健学部」)の全新入生がデータに関する基礎知識を身につけ、卒業後の仕事においても競争力を発揮するために、必修となっている。
Tableauは学生にTableau Desktopの無償ライセンス、およびTableauアカデミックプログラムを通じた学習教材を提供している。データ・AIの最新動向に関する講義による理論的な知識だけでなく、学生がデータ分析ツールを実体験できる機会も提供。学習課題にデータ分析を取り入れることで、製造、ヘルスケア、金融や他の業界におけるさまざまなビジネスの専門家がそれぞれの役割でどのようにデータを活用しているかを直接学ぶことができる。同大学では、各学部の授業担当教員に加え、教員を手伝う学生数名が選ばれ、事前トレーニングを受け、データ分析の講義や授業サポートを担当する。
昨今、データスキルは重要なスキルとして浮上。この傾向は文部科学省の方針に一致しており、2021年から文部科学省はIT専攻以外でも、すべての大学・高専生に、数理、データサイエンス、AI分野の基礎カリキュラムの提供を奨励している。
同大学では、正確な予測を導き相互につながりあっている関係性を見出すため、データの可視化を助けるビジュアル分析プラットフォームTableauを、1年次必修の情報リテラシー科目に導入する。
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