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2022年6月9日
アイロボット、小中学生向けカリキュラム「ルンバ エンジニアリングコース」無料公開
アイロボットジャパンは8日、小中学生を対象とした日米共同開発のカリキュラム「ルンバ エンジニアリングコース」を、アイロボット公式ページ内「iRobot Educationサイト」で無料公開した。
同コースは、エンジニア育成を形にした学習カリキュラムで 、同社の日本法人からの呼びかけでアメリカ本社と共同開発した。
同社のプログラミングロボット「Root」(税込2万9800円)が、掃除ロボ「ルンバ」に似ている特徴を生かして、ルンバの動きをRootでプログラミングすることで基本から楽しくプログラミングを学ぶための学習メソッドになっている。
ルンバが壁にぶつかったときに跳ね返る仕組みをプログラミングで再現するなど、45個のアクティビティから成り、最終章では実際に自分で掃除をする部屋の地図を作り、ルンバのように部屋を掃除するプログラミングにチャレンジする。
また、カリキュラムだけではなく、アイロボット社員によるレッスンムービーも併せて提供する。
さらに6月8日から、教育機関を対象にRoot6台と、高度なプログラミングが可能なルンバ型プログラミングロボット「Create3」(国内未発売)をセットで貸し出している。レンタル費用や送料は無料で、教育機関であれば誰でも申し込める。詳細はiRobot Educationのホームページを参照。
同社は、2018年からボランティア社員が、ルンバの実機を使ってプログラミング教室を開催。新型コロナの影響で、2020年から中断していたが、今年7月24日に約2年半ぶりに再開する予定。
Rootは、STEM教育への情熱を形にしたプログラミングロボット。無料でダウンロードできる専用アプリでのプログラミングで走る、光る、描く、音を奏でることができる。現在、全国38都道府県内の小学校が導入。
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