2022年6月28日
工学院大学、「デジタルツインラボ」を活用した分野横断型デジタル教育を今秋開始
工学院大学は23日、「デジタルツインラボ」を活用した分野横断型デジタル教育を2022年秋から開始すると発表した。
建築・都市のデータサイエンスと、建築構造や設備、建築デザインのモノづくりを融合させた教育を展開し、建築・都市産業のDXに貢献する人材育成を目指す。同事業は、文部科学省「デジタルと専門分野の掛け合わせによる産業DXをけん引する高度専門人材育成事業」の採択を受け導入する。
「デジタルツインラボ」は、現実の建物やまちをデジタル空間に再現し、リアルとデジタルの双子(ツイン)を構成することで、現実空間と、シミュレーションを加えた仮想現実を連動する教室群。建築のリアルスケールとデジタル技術を同時に体験することで、参加型のアクティブラーニングを喚起する。
ビジュアルプログラミングによるプログラミング的思考法の基礎や、GIS(Geographic Information System)を用いた都市データの可視化、分析の基本技術を習得させ、アルゴリズムの構築力、明確な論理を組み立てる力や、スケールが巨大な建築・都市産業で対象全体を可視化する力を養うという。
授業は、BIM、建築設計、都市防災分野でデジタルを駆使した実務・研究経験を有する専任教員が主に担当。1年次から、産業界の動向に配慮した体系的なデジタル教育を行い、卒業生が建築・都市産業のDXに貢献することを期待するという。
関連URL
最新ニュース
- 漢検協会とベネッセ、初コラボ 進研ゼミ会員の小・中学生が選ぶ「今年の漢字」(2024年12月13日)
- AI型ドリル搭載教材「ラインズeライブラリアドバンス」が「高知家まなびばこ」とデータ連携開始(2024年12月13日)
- コドモン、広島県三原市の保育所等13施設にICTサービス「CoDMON」導入(2024年12月13日)
- 陸前高田市、返済不要の給付型奨学金事業の資金調達で1600万円の目標金額達成(2024年12月13日)
- ライフイズテック、中高生向け「ライフイズテック スプリングキャンプ2025」春休み開催(2024年12月13日)
- サイバー大学、「Times Higher Education Online Learning Rankings 2024」でブロンズ評価を獲得(2024年12月13日)
- プログラミングスクール受講生で最も多い年代は20代、平均年齢は33.8歳=「 CloudInt」調べ=(2024年12月13日)
- 不登校・行き渋りの子どもがいる親1000名へのアンケート調査 =サイボウズ ソーシャルデザインラボ調べ=(2024年12月13日)
- 大阪大学、デジタル学生証・教職員証の提供を2025年1月にスタート(2024年12月13日)
- 「デジタルハリウッドSTUDIO」STUDIO渋谷、AIクリエイティブデザイン講座を開講(2024年12月13日)