2022年6月30日
ナビット、大学向けに「法人電話帳などの各種データベース」を優待価格で提供
ナビットは29日、全国680万件の法人電話帳データをはじめとした各種データベースを、学術利用に限って格安で提供する「大学向けアカデミックデータ優待価格」サービスを開始した。
同サービスでは、大手検索エンジンのバックデータとしても活用されている全国680万件の法人電話帳データを毎月全件更新。また、法人電話帳データは、同社独自の2541業種に分類されており、細かい業種分析に利用できる。
データは毎月更新しており、2013年からの月別の詳細なアーカイブデータの提供も可能。不足しているカラムについては、オープンソースのデータであれば全国の地域特派員(SOHOスタッフ)によるコツコツ系のWEB調査&データ入力もできる。
データ入力スタッフは全員、社内の機密情報取扱検定合格者で、保有する80種類以上のデータベースを駆使して、精緻なデータを提供。
また同社では、現在は所有していないデータベースでも、全国6万3400人の主婦・OLの地域特派員(SOHO)の力を総動員することで、大量のデータを迅速に収集・データ化する。
データベース学術利用の概要
①某国立大学:他社提供の流動人口データ(GPSデータ)に、同社の法人電話帳データに付与されている位置情報をマッチングさせることで、携帯GPS情報と滞在施設情報の紐づけを行う研究事業にデータを提供
②某有名私立大学:工業団地周辺の企業の移り変わりを業種別に分析し、地域の発展と衰退を研究している事業に、過去数年分の法人電話帳データを提供
③某国立大学:都市の発展と衰退の相関関係を研究している事業に、駅データベースを提供予定
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