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2022年7月4日

京進、「立木奨学金」の授与式をオンラインで実施

総合教育企業の京進は6月30日、次世代のリーダーとして活躍が期待される優秀な海外の
学生を経済的に支援する「立木奨学金」の授与式をオンラインで開催したと発表した。

今回の授与は中国の清華大学(北京市)の学生 5 名に対して行われたもので、コロナ禍での入国制限も継続しているため、昨年に引き続いて同社と清華大学をオンラインで結んでの実施となった。

同大学は、先日発表された「アジア大学ランキング(2022年 6 月 1 日イギリスの高等教育専門誌「THE Times Higher Education(THE)」より発表)」で、4 年連続 1 位となった中国有数の名門校。今回は社会科学学院に在籍し、心理学・社会学・政治学・心理学・国際関係学などの幅広い分野から、日々研鑽を積んでいる 5 人の大学院生に奨学金が授与された。

同奨学金は京進グループ創業者・会長の立木貞昭氏が個人のお金で 2011 年に創設したもの。今年で 11 年目を迎える国際貢献活動のひとつ。人のために行動できる次世代のリーダーにふさわしい学生への経済的支援を目的としており、これまでに 3カ国 15大学、約300 人の学生に授与されている。同奨学金の特徴として、優秀な成績や研究成果だけでなく、正義感や社会貢献などの経験も選出理由としている点が挙げられる。

授与式では、学生代表の楊 莹(ヨウ エイ)さんが、大学入学直後に同奨学金授与式を傍聴する機会があり、立木氏の話に感銘を受けたことや、他大学からも心理学や人工知能研究の専門家を招き「人工知能心理学と倫理研究会」を開催したこと、学業以外にソーシャルワーカーとして活動していることや、2022 年の北京日中国交正常化 50 周年の節目に贈る、オリンピックやパラリンピックでもボランティアとして参加した経験などが語られた。

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