2022年7月22日
熊本市、学校体力テストデータ集計管理分析システム「DOSA SCHOOL」を導入
スポーツ能力発見協会(DOSA)は21日、学校体力テストデータ集計管理分析システム「DOSA SCHOOL」が熊本市に導入されたことを明らかにした。
DOSA SCHOOLでは、タブレット型端末を活用して児童生徒が体力テストのデータを入力、即座に集計分析され、各自で結果を閲覧することができる。分析された結果は平均との比較だけでなく、児童生徒おのおのの長所短所を明確化、特徴を活かせる「向いているスポーツ」が即座にフィードバックされる。
長所短所の明確化が児童生徒の新たな発見になり、「向いているスポーツ」の複数提示が新たなスポーツとの出会いのきっかけを創出する。また、一人ひとりに運動能力を高める方法(運動遊び)が表示され、児童生徒が自分の課題に対して主体的に取り組むことを促す。
DOSA SCHOOLの利用により、児童生徒の運動意欲・能力・実施率の向上、教職員の負担軽減、家庭との連携が可能となり、既存の学校体力テストのDXを推進すると期待される。
今年4月から熊本市内の小中学校へ導入され、5・6月に各学校で行われた体力テストの結果を児童生徒がタブレット型端末から入力、7月上旬に個別の測定結果シートが配布された。また、7月以降、集計分析されたテータを教員が授業で活用するための学校向け勉強会なども予定しており、児童生徒の力を最大限に引き出す取り組みが行われる。
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