2022年8月5日
みんなの夢をかなえる会、「高校生みんなの夢AWARD3全国大会」グランプリ決定
みんなの夢をかなえる会は3日、全国の高校生が社会問題を解決するビジネスモデルを発表する「高校生みんなの夢AWARD3全国大会」を、東京の国立オリンピック記念青少年総合センターにて無観客で開催した。
イベントにエントリーする高校生は、同団体がオンライン上で無償公開している「ソーシャルビジネス学習プログラム」を通じて、世界・日本・地域のさまざまな社会課題について学び、社会問題を解決する10人の起業家の事例に触れ、ビジネスの基本について学習する。そして、自らが関心を持った社会問題を解決するビジネスモデルを立案する。
予選を勝ち上がった高校生は、ファイナリストとして全国大会でビジネスモデルを発表し、グランプリと準グランプリが選ばれる。審査基準は①共感性+社会性、②実現可能性で、売上高や利益まで試算し、商品やサービスの差別化戦略までが審査対象となる。
今回は全国63校176名から選ばれた10名の高校生ファイナリストが多彩なビジネスモデルを発表した。グランプリに選ばれたのは、「都市蜜源を有効活用せよ!!」というビジネスプランを発表した京都先端科学大学附属高等学校2年生の山路菫さん。山路さんは、学校のテラスで養蜂を行い、採取したハチミツを販売した経験から、他の都市や住宅密集地でも養蜂が可能と考え、学校・マンション・ビルの屋上での養蜂事業を立案した。
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