カタリバ、世田谷区と連携協定を締結、不登校等児童生徒の学び支援にオンライン活用

カタリバは1日、世田谷区教育委員会と連携し、不登校や長期欠席の状態にある子どもたちのためのオンラインの居場所・学び場として「オンラインルームせたがや」を開設した。

カタリバは世田谷区と、昨年度から試験的にオンラインとオフラインを融合した学びのサポートに取り組んでいる。今回の連携協定においては、個別の学習相談を踏まえた個別サポート計画の作成、メンターによる学習などの支援、デジタルツールを活用した学びプログラムの提供、効果的な支援方法などの開発を目的とした検証について、連携・協力を進めていく。

とりわけ、サポート対象を世田谷区が運営する教育支援センター（ほっとスクール）登録者の外へと広げ、まだ既存の枠組みではつながることのできていない子どもたちへ支援を届けることに挑戦する。オンラインルームせたがやというオンラインスペースを設け、子どもとの面談やオンライン学習プログラムの実施、対面支援への接続などを通じて、子どもたちが第一歩を踏み出すサポートを担っていく。