2022年9月13日
京都産業大学、「データ・AIと社会」が文科省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度」に認定
京都産業大学は9日、文部科学省が推進する「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(リテラシーレベル)」に認定されたと発表した。
同学は2020年度に文部科学省「デジタルを活用した大学・高専教育高度化プラン」に採択されるなど、デジタル技術を利活用する先進的な教育への転換を進めている。その一環としてSociety 5.0時代に求められる「データやAIを日常の生活・仕事などの場で活用し、課題解決や価値の創造に繋げることのできる人材」を育成するために、2021年度秋学期から全10学部の学生が履修できるオンデマンド型科目として「データ・AIと社会」を開講。このたびの認定につながった。
同学が文部科学省の認定を受けた全学共通教育科目「データ・AIと社会」は、ワンキャンパスに全10学部が集う一拠点総合大学の利点を生かした全学部生対象の文理融合型科目である。自然科学系・社会科学系の16名の教員が参画し、データの収集法、AIの基本的な仕組み、社会におけるデータ・AI活用例、法律的・倫理的な問題点、人間社会・職業への影響や、予想される将来に関する具体例を幅広く学ぶ。また、「大学外における学生の諸活動と学びの両立」のため、科目設計の当初からデジタルを活用するフルオンデマンド型授業としている。
同認定制度は、学生の数理・データサイエンス・AIへの関心を高め、適切に理解し、活用する基礎的な能力を育成することを目的として、知識及び技術を習得するための体系的な教育を行うプログラムを文部科学大臣が認定及び選定して奨励するもの。
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