2022年10月18日
園長の仕事に就きたいと考えている保育士は、わずか16.1% =明日香調べ=
保育研究プロジェクト「子ねくとラボ」を運営する明日香は14日、現役保育士を対象に実施した、保育士のキャリアに関する意識調査の結果を発表した。
「園長の仕事に対するイメージ」は、「責任が大きい」84.0%、「マネジメント力が求められる」50.9%、「保育士歴が長い人が就く」49.1%という回答。
「園長の仕事に就きたいと思うか」には、「あまりそう思わない」が29.2%、「全くそう思わない」が51.9%。
「就きたくない理由」は、「責任が重く自分には無理だと思うから」が73.3%、「管理業務に興味がないから」が52.3%、「子どもたちとの関わりが少なくなってしまうから」が46.5%だった。
「将来なりたい「保育士像」を思い描くことができているか。」には、「非常にできている」が18.0%、「ややできている」が50.0%。なりたい「保育士像」は、「子どもの発達、気持ちに寄り添える保育士」が86.1%、「保護者からの信頼が厚い保育士」が70.8%、「子どもの自発性を育てられる保育士」が68.1%だった。
「保育士として、キャリアにおける具体的な目標を設定できているか」には、「非常にできている」が9.4%、「ややできている」が41.5%で、約半数が「キャリアにおける具体的な目標」を設定できていない。
同社は、子どもと未来、そしてすべての人がConnect(繋がり、結びつき)する保育研究プロジェクト「子ねくとラボ」を運営している。
調査概要:保育士のキャリアに関する意識調査
調査方法:IDEATECH提供のリサーチPR「リサピー」の企画によるインターネット調査
調査期間:10月5日〜同年10月6日
有効回答:現役保育士106名
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