2022年11月9日
有明高専×TDC、産学連携「TDC半導体・集積回路デザインラボ」設立
有明工業高等専門学校(福岡県大牟田市)は8日、同校のマッチングラボ第7号としてトッパン・テクニカル・デザインセンター(TDC)と「TDC半導体・集積回路デザインラボ」を10月1日付で設立したと発表した。
同校では、地域共同テクノセンターの新しい産学連携の仕組みとして「マッチングラボ」制度を設けている。マッチングラボでは、高専内に専用の研究室を設け、企業名およびラボ名を学内に掲示し、2年間の継続した研究を行う。教員・学生グループと企業のエンジニアが連携して研究を推進し、研究だけでなく人材育成を目的としている。
今回マッチングラボ第7号として、2022年10月1日~2024年9月30日の予定でTDC半導体・集積回路デザインラボを設立、「企業の実践的な集積回路設計とシームレスな接続」と「集積回路設計を生業として得ることのできる喜びや楽しさを伝える教育」を通じて、企業で必要とする集積回路の先取りと、ものづくり・価値づくりを通した社会人素養を産学連携で育成する。
具体的には、①人工知能を使った回路技術伝承、②実践的アナログ回路レイアウトの設計とビジネス思想の育成、③デジタルバックエンド教育を実施する。
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