2022年12月15日
e-ラーニングシステム、55.1%の企業が「導入している」と回答 =「ITトレンド」調べ=
Innovation & Co.は14日、同社の法人向けIT製品の比較・資料請求サイト「ITトレンド」がまとめた、「導入状況調査から読み解くe-ラーニング導入の必要性と課題」と題する市場調査レポートを公開した。
同調査は、企業で導入しているe-ラーニング製品や有料のe-ラーニング導入関与者(25~65歳)434人を対象に導入時期、導入きっかけ、満足度、満足理由などをアンケートしたほか、企業規模別での動向の違いも分析している。
それによると、有料・無料を問わず「e-ラーニングシステムを導入している」と答えたのは55.1%だった。有料e-ラーニングの導入率は29.9%で、3~4社に1社が導入していると考えられる。
製品別での導入率をみると、「Udemy Business」(ベネッセ)を導入している企業が19.9%で最も多かった。以下、「knowlegeC@fe」(富士通ラーニング)17.6%、「LECのeラーニング研修」(東京リーガルマインド)16.7%、「CloudCampus」(サイバー大学)14.8%、「Schooビジネスプラン」(Schoo)14.8%と続いた。
また、6割強が新型コロナ感染拡大後の「2020年以降に有料のe-ラーニングを導入」と回答。「新型コロナ感染拡大で集合研修の実施が難しくなった」が導入のきっかけと回答した割合は 36.4%だった。
この調査は、有料のe-ラーニング導入関与者(25~65歳)を対象に、10月31日~11月1日にかけて、インターネット(ジャストシステムの「Fastask」を利用)で実施した。有効回答数は434人。
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