2023年1月30日
学習院、大学含む付属校すべての大量データを「Dell PowerScale」で一元管理
デル・テクノロジーズは27日、学習院が、「Dell PowerScale」ストレージをはじめとした同社のインフラストラクチャソリューションを導入して学内の計算機システムを刷新し、大学を含む付属校すべての教育研究活動で増え続ける大量データの一元管理に取り組んでいると発表した。
学習院は、今回の計算機システムの刷新で、教育研究活動を支える中核ファイルサーバー用途で使用しているストレージの容量を、400TBから600TBへと従来の1.5倍に増強。
また、サーバールームのラックスペースを旧ストレージの約2分の1に削減できただけでなく、「PowerScale」の圧縮・重複排除機能「SmartDedupe」を活用して、データ容量を40%削減。これらの効果で、将来的なマイグレーションが容易になった。
さらに「PowerScale」がデータを自動再配置してくれ、作業的には新規ノードの追加と既存ノードの撤去だけで済むようになり、手間と時間を要するデータコピーが不要になったほか、今後のデータ量増加にも、以前のようにユーザーを分けたりする必要がなくなり、運用管理の負担も減らせるようになった。
このほか、バックアップストレージの改善のために「Dell Avamar」と「Dell PowerProtect DD」も導入。ランサムウェアをはじめとしたサイバー攻撃のリスクも考え、非同期バックアップ環境を新たに構築し、筐体間レプリケーション機能を用いたデータ保護も行うようになった。
今回の取り組みでは、約3500台のPC/シンクライアント端末と十数台のサーバーも、すべて同社の製品で統一した。
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