2023年1月30日
武蔵野大、創立100周年記念事業 スマートインテリジェンスキャンパスプロジェクト発表
武蔵野大学は26日、創立100周年記念事業Smart Intelligence Campusプロジェクトの取り組みを公開した。
プロジェクトでは、武蔵野・有明・千代田に続く第4のキャンパスとして、2024年のメタバース空間上のキャンパスを開設し、学修者に合わせた教育サービスの提供を目指す。
メタバースキャンパスは、生徒、学生、社会人へのメディア教育の入口となる交流の場。アバターでメタバース空間を動きながら、性別、国籍、年齢、立場を超越し、新たな人間関係を醸成する。将来的には、物理キャンパスとの併用も目指す。
また、「MUデジタルラーニングサービスプラットフォーム」を構築し、教育コンテンツの蓄積と相互利活用を目指す。教員の授業負担を軽減し、多様化する学生・卒業生・社会人の学びのニーズに対応できる学習環境を構築。学修歴は「オープンバッジ」の発行を予定する。
さらに、「ワンストップAIコールセンター」を設置し、学生・生徒(保護者)からの問い合わせに関する満足度向上及び応対負荷を軽減。2024年には、一部でチャットボットにAIを搭載し、電話の応対は用件ごとに、繋がる先が振り分けされる予定。
他にも、各ステークホルダーとの関係性を醸成するシステム(Student Relationship Management)を導入し、コミュニケーションツールを統一、教務システム(履修登録等)、学修管理システム(LMS)、SIC施策(メタバースキャンパス、SRM)と連携したポータルを構築し、関連システム・ツールを統合していくという。
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