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2023年1月30日

Z世代の約7割が「リスキリングという言葉を聞いたことがない」と回答 =UZUZ調べ=

UZUZ(ウズウズ)は27日、既卒・第2新卒として就職活動中の20代男女540人を対象に実施した、「20代若者の就職・転職活動に関する実態調査」の結果をまとめ発表した。

それによると、「リスキリング 」という言葉を聞いたことがあるかと質問したところ、「聞いたことがあり、意味も理解している」14.6%、「聞いたことはあるが、意味は分からない」16.1%、「聞いたことがない」69.3%という結果になり、Z世代の約7割が「リスキリングという言葉を聞いたことがない」と回答した。

また、「DX」については、「聞いたことがあり、意味も理解している」27.2%、「聞いたことはあるが、意味は分からない」31.5%、「聞いたことがない」41.3%だった。

就職・転職活動をしていて「これはおかしい」と感じることがあるかを尋ねたところ、「ある」52.2%、「ない」47.8%とほぼ半々だった。

具体的な事項を聞いたところ、「新卒で就職をしないと(既卒になると)不利になる」20.6%、「全員同じ見た目(黒髪やリクルートスーツなど)」19.0%、「独特なマナーが多い(ノックの回数や座らずに待つなど)」15.0%、「手書きの履歴書を求められる」7.9%、「応募する企業数が多い(多くの企業に応募するのが普通であるということ)」6.2%、「総合職採用(内定時に明確な職種が決まっていない)」5.1%などが挙げられた。

また、現在の就活状況を聞いたところ、「かなり順調」(既卒0.9%、第2新卒/在職中0.4%、第2新卒/離職中0.0%)、「どちらかと言えば順調」(同3.4%、6.7%、7.6%)、「どちらかと言えば苦労している」(同14.5%、21.7%、33.5%)、「かなり苦労している」(同23.1%、11.1%、25.9%)という結果になった。

残業の状況について質問したところ、「基本的に残業はない」29.6%、「20時間以下/月(0~1時間/日)」34.0%、「20時間~40時間/月(1~2時間/日)」20.9%、「40時間~60時間/月(2~3時間/日)」9.5%、「60時間以上/月(3時間以上/日)」5.9%だった。

現在転職を考えている一番の理由を聞いたところ、1位「将来の目指す方向に近づくため」20.2%、2位「スキルが身につかない環境のため」17.0%、3位「年収が低いため(将来的にも上がりづらいため)」16.2%、4位「しっかりとした教育体制のある会社で働くため」7.9%、5位「現職の残業時間が長すぎるため」5.9%などの声が寄せられた。

次の就職で最も希望する条件については、「土日休み」(既卒21.4%、第2新卒21.0%)、「自分に合った社風である」(同12.8%、6.9%)、「特定の職種を経験できる」(同12.0%、8.5%)、「金銭面の条件がよい」(同11.1%、11.6%)、「希望の勤務地で働くことができる」(同6.8%、8.7%)などの意見が寄せられた。

この調査は、既卒・第2新卒として就活中の20代男女を対象に、2022年12月9日~1月17日にかけて、キャリア面談の予約時にアンケートを行うという形で実施した。有効回答数は540人(既卒者117人、第2新卒423人)。なお、第2新卒は「正社員や契約社員として3年以内の就業経験がある20代」と定義。

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調査結果の詳細

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