2023年2月2日
武蔵野大学とoVice、大学教育におけるメタバース活用に向けて包括連携協定を締結
武蔵野大学は1月31日、oViceと大学教育におけるメタバースの活用に向けて、包括連携協定を締結したことを発表した。oViceが教育機関との包括連携協定をするのは初めてだという。
武蔵野大学はAI時代を生き抜く学生への情報教育と教育改革を行うため、2019年に情報教育改革を行うセンターを設立、2020年から全学生に「AI」「データサイエンス」科目を必修化するとともに、2021年にはAI科目をサブメジャー(副専攻)として選択履修できる「副専攻AI活用エキスパートコース」を設置するなど、大学教育の改革を進めている。
oViceは「人々の生活から物理的制約をなくす」ことをミッションに掲げ、アバターで自由に動いて自由に話しかけられる2次元のバーチャル空間「oVice」を提供。2020年8月のサービスリリースから現在までに2300社が導入し、毎日6万人以上が利用している。
今回の協定締結により、武蔵野大学は創立100周年記念事業プロジェクトの一つとして、武蔵野・有明・千代田に続く第4のキャンパスをメタバース上に開設。将来的にメタバースキャンパスをグローバル展開し性別、国籍、年齢、立場を超越して他の人との交流や新たな人間関係を醸成できる環境、学修者に合わせた教育サービスの提供を目指す。
また、oViceは、これまで主にバーチャルオフィスとして活用されてきた「oVice」において、武蔵野大学での運用事例を通じて知見を集め、今後の機能開発やサービス展開への活用を目指すという。
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