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2023年2月13日

ソニーの「スマートスイミングレッスンシステム」、今春にアップデート

ソニーネットワークコミュニケーションズは10日、映像とAIを活用してコーチングをサポートし、練習効果を向上させるスイミングスクール向けのシステム「スマートスイミングレッスンシステム」のサービスを、今春、アップデートすると発表した。

今回のアップデートでは、映像を用いた効果的なレッスンを可能にするツール群を拡充してコーチの指導を強化。また、ラップタイムや自己ベストなどの記録機能を追加して、「選手/育成クラス」にも活用の場を広げ、幅広いレッスンで使いやすいサービスに進化させる。

同システムは、プール施設に複数のカメラを設置して映像を撮影。レッスン中、生徒は泳いだ直後にプールサイドのタブレットで自分の泳ぎを動画でチェックできる。

また、独自のAIアルゴリズムで、撮影した複数カメラの水面・水中の映像から泳いでいる人を検出し、最適なアングルを組み合わせた動画コンテンツに自動編集して、クラウド経由で個人別ページに配信できる。

スマホなどを通じて、離れた場所にいる保護者などにも、動画とともに進級テストの結果を届けることができる。

現在までに全国の合計約170店舗が導入。これまでは、ジュニアスイミングレッスン (幼児~泳法・タイム級クラス) で採用されていたが、スクールから要望があった 「選手/育成クラス」 での活用についてもコーチと協議を重ねて新機能を開発。今回、サービスアップデートを行うことにした。

導入スクールでは、既にプール内の壁面に複数台設置されたソニー製の高精細カメラや水中カメラで、生徒の泳いでいる姿を多方向から最適なアングルで捉えることができているが、今回のアップデートで、コーチはその多角的なフォーム映像を更に活かした指導を行うことができるようになる。

また、今回のアップデートは「選手/育成クラス」に加えて、成人を対象としたスクールなどでも活用できる。

【アップデートの概要】
・「タグ付け機能」:タグ機能でアドバイスしたいシーンにワンタッチでジャンプができ、効率良く指導が行える
・「画面上への書き込み」:画面上に線や円、スタンプなどを押すことができ、より具体的に指導ポイントを伝えられる。飛び込みの際の入水角度、泳いでいる際の手足の動きや体のバランスなど、コーチが伝えたいイメージを実際に画面上で線や円を書き込むことで表現しやすくなる
・「コマ送り・スロー再生」:「コマ送り」で映像を1コマごとに確認でき、また「スロー再生」で指導したいシーンをじっくり詳細に解説できる
・「1人のコーチにつき、最大4レーンまで記録会のラップタイム記録と表示が可能」:「選手/育成クラス」などのタイム記録会での使い方に即したインターフェースデザインを採用し、1人のコーチにつき最大4レーンまでタブレット端末で記録会のラップタイム記録と表示が可能になる
・「会員用ページで、種目別の自己ベスト記録が確認可能」:「選手/育成クラス」など対象クラスの生徒は、種目別の自己ベスト記録が会員用ページから確認できるようになる

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ソニーネットワークコミュニケーションズ

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