2023年2月15日
JTAG財団、「IT総合能力診断サービス」を教育機関に無償提供
日本サイバーセキュリティ人材キャリア支援協会(JTAG財団)は14日、現在企業向けに提供している、スキル可視化を実現するIT総合能力診断サービス「VisuMe」を、学校など教育機関を対象に無償提供を開始した。
「VisuMe」は、どのような業務に、どのようなスキルが、どの程度のレベルで求められるのか、という情報をビジュアル的に把握できる。
学生自身のスキルバランス、レベルに対してどのような職務に現時点で力を発揮できる可能性が高いのか、もしくは、目指す仕事に対して強化したほうが良いスキルがビジュアル的に把握でき、効率的な習得活動ができるようになる。
診断結果はPDFでダウンロードでき、就職活動時の提出物としても利用できる。履歴書や成績書だけでは描くことが難しい「どのような力を活かせるのか」がより具体的に表現でき、アピールポイントにもなる。
また、これまでの「VisuMe」のスキル診断の評価項目は、「業務の実務経験」と「保有している資格」を軸にしており、業務経験が無い学生については能力の可視化に限界があった。
そこで、「講義等受講」や「イベント参加」、「日々の学内活動」などの診断評価項目を追加。業務経験が無い学生でもスキル診断が出来るようになり、学生自身は職の選択など将来のキャリアデザイン検討用や就活時の自己アピール資料として、また、学校は就職相談やカリキュラム検討の参考情報などとしても活用できるようになった。
【無償提供の概要】
対象:大学、高専、高校、専門・専修学校、各種学校や、職業訓練校など各省庁などの管轄あるいは独立行政法人に属するものなど、学生(社会人も含む)に対して教育を実施している機関や組織
利用内容:スキル可視化の能力診断(Capability Assessment)について既存の法人利用会員同様に、教育機関会員として管理者機能を含めすべて同じサービスが無償で利用できる
関連URL
最新ニュース
- AI型教材「キュビナ」、久喜市の教育ダッシュボードへ学習データを連携(2025年1月15日)
- 日本発「10代のデジタルエチケット」プログラム、スウェーデン公立高が導入(2025年1月15日)
- 母子モ、母子手帳アプリ「母子モ」が埼玉県白岡市で提供開始(2025年1月15日)
- 「教育・学習アプリ」、起動回数は1日平均2.5回 =フラー調べ=(2025年1月15日)
- 岡山大学、「次世代AIと医学の可能性シンポジウム」28日開催(2025年1月15日)
- 兵庫県立大学、高校生&保護者向けのスペシャルコンテンツを公開(2025年1月15日)
- 近畿大学、findの落とし物検索サービス「落とし物クラウドfind」を導入(2025年1月15日)
- セガと筑波大学、「MDA人材育成戦略パートナーシップ協定」を締結(2025年1月15日)
- Hakuhodo DY ONE、「ゼロワングランドスラム2024」日本一の小学生プログラマー決定(2025年1月15日)
- NIJIN、中学教師向けオンラインセミナー「世界を変える教育とは」24日開催(2025年1月15日)