2023年3月16日
修学旅行のキャンセル料を補償する保険、保護者の約54%が「存在を知らず」、加入希望も約50%=Finatext調べ=
Finatextは15日、スマートプラス少額短期保険と共に、2020年1月~2024年4月にかけて修学旅行の機会があった、あるいはこれから機会がある小中高生の保護者433人と、教員430人の計863人を対象に実施した、「ウィズコロナ時代の修学旅行に関する意識調査」の結果をまとめ発表した。
それによると、修学旅行が延期または中止になった理由を聞いたところ、8割以上が「新型コロナ関連」だった。
修学旅行に何らかの不安を感じている割合は、保護者より教員の方が大きく、児童生徒の旅行中の新型コロナ感染に関しては「保護者」43%に対し、「教員」は約66%だった。児童生徒の自己都合によるキャンセル料負担に関しては、「保護者」約23%に対し、「教員」は約27%。
修学旅行への不安に関して何らかの対策をした割合も、保護者より教員の方が大きく、「保護者」約51%に対し、「教員」は約79%。最も多い行動は、保護者が「どんな対策ができるのかをインターネットで調べた」28%で、教員が「保険に加入した」約34%だった。
また、教員の約83%が修学旅行のキャンセル料を補償する保険をすでに知っており、約81%が「保護者に案内したい」と考えていた。
その一方で、保護者の約54%は、修学旅行のキャンセル料を補償する保険の存在を知らず、加入を希望するのも約50%だけ。保護者が加入を思いとどまる理由で、最も多かったのは、「保険料がいくらなのか分からないから」約41%、次いで「よく知らない保険だから」約29%だった。
この調査は、2020年1月~2024年4月にかけて修学旅行の機会があった、あるいはこれから機会がある全国の小中高生の保護者と教員を対象に、3月3日~5日にかけて、インターネット(ジャストシステム「Fastask」を利用)で実施した。有効回答数は保護者433人、教員 430人の計863人。
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