2023年3月16日
長岡高専、「第5回日本オープンイノベーション大賞」で村上祐貴教授が内閣総理大臣賞を受賞
長岡工業高等専門学校は14日、同校と国際協力機構(JICA)が実施する「JICA-高専オープンイノベーションチャレンジ」が、内閣府等が主催する「第5回日本オープンイノベーション大賞」で内閣総理大臣賞を受賞したことを発表した。
事業代表者の環境都市工学科 村上祐貴教授が2月15日に表彰された。「日本オープンイノベーション大賞」は、日本のオープンイノベーションを推進するために、今後のロールモデルとして期待される先導性や独創性の高い取組を称えるため、内閣府ほか複数の省庁が主催して開催。
「JICA-高専オープンイノベーションチャレンジ」は、国際協力機構(JICA)が、高専生の発想と技術力をアフリカの課題解決につなげるプログラムとして2019年に開始。その後、国際協力の現場を日本の若者の教育の場としても活用するため、「JICA-高専イノベーションプラットフォーム」を設置し、長岡高専が同プラットフォームへの参加校第1号となった。
2020年7月に、JICA、長岡高専が「長岡モノづくりエコシステムとアフリカを繋ぐリバースイノベーションによるアフリカと地方の課題解決」事業の実施に関する覚書を締結し、今回の受賞の大きな契機となった。2020年度以降、「JICA-高専オープンイノベーションチャレンジ」の運営は長岡高専が中心となっている。
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