2023年3月31日
校則見直し、教員の9割以上が「生徒の意見をきくことで学校をより良くできる」=カタリバ調べ=
カタリバは、生徒主体の校則見直しを全国へ広げる「みんなのルールメイキング」に置いて、2021年度・2022年度にわたり調査を実施、30日にその結果を公表した。
2022年度調査は、ルールメイキングの実践を2カ年以上継続実施している7校を対象に、昨年12月5日~1月25日に行われた。それによると、ルールメイキングの活動に1回以上参加した教員の97.2%が「生徒の意見を聴くことで、学校をより良くすることができる」と回答、89.3%が「教員たちは互いの意見を遠慮なくぶつけあって話し合える」と答えた。
また2021年度に行われた調査では、ルールメイキング活動を中心的に進めた生徒と活動への関わりが薄い生徒とを比較しており、中心的に進めた生徒の64.3%が「自分の意見には価値があると思う」と回答し、それ以外の生徒より24.6ポイント高い結果となっている。さらに、中心的に進めた生徒の77.3%が「社会をよりよくするために、社会問題の解決に関与したい」と回答し、それ以外の生徒と比べて20ポイント高い結果となっている。
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