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2023年4月27日

スタディメーター、高校生がChatGPTを活用して開発した日程調整ツール「くろすけ」発表

スタディメーターは25日、日程調整ツール「くろすけ」を発表した。

「くろすけ」は、Slackのワークスペースに参加するメンバーの空き時間を共有できるツール。iCal形式のカレンダーURLを登録し、予定内容を伏せたまま、空き時間を共有することができる。また、調整した予定をカレンダーに追加するURLを発行できる。

同サービスは、スタディメーターのスタッフであるS高等学校の2年生のアイデアから生まれた。同スタッフは、課外活動の中でミーティングの日程調整を行う際、既存のサービスを利用していたが、毎度URL先に予定を記入しなければならないことや、URLを共有して相手に入力を依頼しなければならないこと、記入後に空き時間を確認して調整しなければならないことに課題を感じていた。

そこで、複数人のカレンダーから空き時間を自動で取得し、日程調整でよく使う「○月○日(○)〇〇:〇〇」の形式で表示されるようにしたところ、ミーティングの日程調整までの手間が減り、作業効率が上がったという。

スタディメーターでは、スタッフが自身のアイデアを社会実装するための学びをサポートしており、同サービスはその企画により誕生した。同サービスを実装した高校生は、1からサービスデザインやプログラミングを学習し、約3カ月で企画から実装までを実現した。サービスの実装にはGoogle Apps Scriptを利用しており、その実装にはChatGPTを活用することで、少ない学習コストで高度な開発を可能にした。

今後は、同サービスをiCal形式以外のカレンダーとも連携を進めていく計画だという。

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「くろすけ」

スタディメーター

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