2023年5月11日
FCEエデュケーション×能美市教委、デジタル手帳アプリで教育DXを推進
FCEエデュケーションは10日、石川県能美市教育委員会と連携して、同社の中高生向けデジタル手帳「フォーサイトアプリ」を使った教育DXを共同で推進していくと発表した。
まずは、同市内の全中学校3校と小学校1校で、連絡帳・生活ノートをタブレットを使った「フォーサイトアプリ」に置き換えることで、児童・生徒たちとのコミュニケーションや学習効果の向上を図りつつ、教員の業務効率の改善を目指す。
同市教委は、今回の連携で、「フォーサイトアプリ」によって、生徒たちの学習効果の向上のほか、長年効率化が図れておらず、教員の負担になっていた連絡帳・生活ノートによるオペレーションの改善に取り組み、学校の希望に応じて段階的に「フォーサイトアプリ」の利用に切り替えていく。
現在、同市教委では、タブレットの自宅への持ち帰りを推奨しており、児童・生徒は、自宅と学校での学習計画の立案、日々のスケジューリング、振り返りなどを行う。これにより児童・生徒、教員、ICT利活用の3つの面でメリットが生まれる。
児童・生徒は、「フォーサイトアプリ」の活用で、生活や学習状況を履歴で振り返る、先の予定を踏まえ見通しを持って計画を立てる、ということが可能になる。
一方、教員は、「フォーサイトアプリ」の利用で、負荷的なオペレーションが改善され、教員と児童・生徒間のスピーディーな情報共有、児童・生徒の生活・心理状況の把握などができるようになる。
また、6月3日には、同市教委学校支援課担当課長の亀田香利氏による教育DXの事例共有会もオンラインで開催予定。
「フォーサイトアプリ」は全国900校以上、累計160万人の中高生が活用しているビジネス手帳「フォーサイト」のデジタル版。タブレットやパソコンを使った日々のスケジューリングや振り返り、学習記録の分析などができる。
「事例共有会」の概要
開催日時:6月3日(土)13:00~
開催方法:オンライン
講演:能美市教育委員会学校支援課担当課長・亀田香利氏
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