2023年5月16日
eboard、フリースクール向け研修プログラム「eDojo」実証成果を報告
eboardは15日、昨年8月から開始したフリースクール向け研修プログラム「eDojo」の実証事業において、現場スタッフに求められるコンピテンシー習得への寄与が認められたと発表した。
eDojoはフリースクールなど不登校支援を行う現場を対象とした研修プログラム。セールスフォース・ジャパンの支援のもと、eラーニングと現場でのグループワークを組み合わせたハイブリッド型の研修プログラムとして開発した。対人支援のための教育心理、学習支援、子ども家庭福祉の3分野と、フリースクールなど民間団体の運営のための組織運営分野の計4分野の講座で構成されている。
実証事業には、昨年8~9月(第1期)と今年2~3月(第2期)においてフリースクール6団体が参加し、スタッフに求められるスキルセットおよび評価基準の開発・測定をソーシャルバリュージャパンが実施し、事後成果を分析した。
受講者へのアンケートからスキル分野別にeDojo受講前後の比較をした結果、5領域のうちeDojoを受講した4領域においてプラスの変化が見られたという。「認知→意識→行動」の変容プロセス別で見ると、行動については有意な差は見られなかったものの、学習支援と子ども家庭福祉を中心に確かな変化が見られ、講義内容についての理解や意識の変容が進んでいたとしている。さらに、スタッフのコンピテンシーについても、「参加者の学びを促進する能力」「参加者の意思決定のサポート能力」「安全な環境作り」について有意な差が確認されたという。
こうした成果を受け、6月から開始するeDojo 正式プログラムの受講10団体の募集を開始した。5月30日(火)12:00~13:00と6月9日(金)20:00~21:00には、今回の公募に関するオンライン説明会を開催する。
関連URL
最新ニュース
- 全国の学校施設づくり関係者と文科省がフラットにつながる「CO-SHA Slack コミュニティ」始動(2025年12月19日)
- eスタジアム、和歌山県主催・第2回「和歌山県高校eスポーツ選手権2026」に参画(2025年12月19日)
- 習い事や学習塾、8割以上の親が「子どもの成長につながった」と実感 =イー・ラーニング研究所調べ=(2025年12月19日)
- 子どもの新年の目標・抱負、8割以上の親が「達成のために助言や手助けをした」=栄光ゼミ調べ=(2025年12月19日)
- Biz Hits、理系出身者に聞いた「理系におすすめの職業」ランキング(2025年12月19日)
- デジタルハリウッド、neoAIと共同開発した壁打ちチューターAI「Ututor」が「生成AI大賞2025」優秀賞受賞(2025年12月19日)
- FC今治高校×三菱電機、「未来の理系人財」育成プロジェクトで共創ワークショップ開催(2025年12月19日)
- ARI、長岡技術科学大学でAIを使いこなす視点を学ぶ「キャリア形成研修」実施(2025年12月19日)
- 日本数学検定協会、「すらら国際デジタル算数/数学コンテスト2025」に数検3級から8級の英語版の問題提供(2025年12月19日)
- わけわけ、子どもの我流プログラミングを本物の教養へ変える「ゲームクリエイター探究講座」オンライン説明会開催(2025年12月19日)











